#35「終わり」の生かし方~きくちゆうき『100日後に死ぬワニ』より~|学校づくりのスパイス
2020年から始まったコロナ禍では、学校のそれまで続いていた日常が突然途切れるという経験をしました。感染症自体には徐々に慣れつつありますが、元に戻れば万事OKというわけではありません。現在はむしろ、これまで惰性化してきた学校の諸活動のあり方を見直す、またとない好機であると筆者は考えています。
今回はイラストレーターのきくちゆうき氏の『100日後に死ぬワニ』(小学館サービス、2020年)から学校活動見直しの手がかりを探りたいと思います。この本は氏が2019年の12月から一