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旅先が日常になる

◆改めてなぜ二拠点をきめたのか、嗜好/思考の分解。

30代になってから、旅の楽しみ方が少し変わった。

いろんなホテルをホッピングするよりも、
一つのホテルに数日滞在をして、周辺情報をなんとなく体感として把握するということを好んで選択するようになった。

GoogleMAPで俯瞰的に把握(しているようでしてない)地図が、
数日、一拠点を構えることで、
スマホを見ながら移動していた、場所場所の”情報”がどんどん不要になっていく感覚。

近道ができる小さな路地や、
instagramにも取り上げられない昔からある地元密着の店や、
旅先の高揚感が落ち着いた後に肌で感じられる街の雰囲気、
地理と歴史など。

頭の中で小さな地図が完成していくような気がして好きだ。
街の解像度が格段に上がっていく。


鴨川がベッドから臨める最高な宿に20日ほど。


一泊しかしなかったが格段に町の解像度が上がった
最強のエモ実家感。郡上八幡の「じょうが渓房


昭和初期を煮詰めたような部屋 日光金谷ホテル



もう英語もベトナム語も喋れなくても
なんとかなる気がしているこすりまくっているベトナム。


旅先が日常になって、境目が溶け込んでいくような感じ。
まさに旅先が、ハレからケになる瞬間。

そんなことに喜びを覚えるようになってしまった。

いつもと違う場所で、
いつもの生活ができるということ好きなんだろうな。

その究極が二拠点という選択なのかも。

(二拠点目は軽やかに、場所をかえていくということがあってもいいかもしれない。
はたまた三拠点目…?恐ろしい。
…まあ新しい場所に旅をというよりも、一回言ったことのあるお気に入りの場所をこすりつづけるたちなので、
結局しばらくこの状態を続けそうだけど。)



今年は京都二拠点生活開始といえど、
そんな瞬間をまた浴びに
どこか旅行に行きたいな…、という徒然なる備忘録で〆。

<2024 旅行先候補リスト>
伊勢-熊野
四国・お遍路(車中泊)
ウズベキスタン(円安次第)
イタリア(円安次第)
スペイン(円安次第)

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