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活動まとめ 12月1日-12月8日

月が変わり、いよいよ今年も残すところあと1月となりました。まだこれぞ東北と実感するような寒さは感じていませんが、2人だけで改修作業をしていると室内も冷えて身体にもこたえます。そんな中、今週は協力隊や集落の方が手伝ってくださり、行き詰まっていた作業も捗りました。
感謝の念が尽きません。

活動外ですが、12月1日は同じ興田地区の神社で月初の「おついたち参り」をしました。その後、注文していた林内作業車の道具を受け取りお支払いを済ませるため、町内の岩手農蚕さんへ。自家用車の部長などあり、殆ど私用を済ませる1日となりました。

12月2日は、個人的に木の搬出作業の体験をさせていただきました。
翌日も同じ団体の製材の体験をさせていただく予定でしたが夫婦とも風邪を引いてしまい、家で大人しく11月の地域おこし協力隊の報告書を作成しました。
寒くて厚着しているのですが、動くと汗をかき、休憩で汗が冷える事が多いです。体温調節に苦労しています。


集落の方のお手伝い

12月4日
林政アドバイザーに相談して集落の方へお声かけしていただき、平日にも関わらず改修のお手伝いに来てくださいました。
午前中は4名。改修作業は男性1名に手伝っていただき、女性3名には居間の砂壁剥がしの続きや掃除機かけ、畳拭きをしていただきました。改修作業ばかりしているとなかなか手の回らない事なので、とても助かりました。
休憩中の雑談も、心ほぐれる楽しい時間に。その一方で、せっかくお手伝いに来てくださったのに効率的に段取りが組めていなかった事を反省しました。
午後からは、午前中の男性1名に引き続き改修作業を手伝っていただきました。その方はご自宅に製材機や金具作成の機械など持っていらっしゃり、壁に貼るキッチンパネルを裁断してきてくださったり、必要な金具を作って来てくださったりと大助かりでした。
なかなか進まなかった居間の薪ストーブ設置予定場所の土台作りもサクッと終わらせてくださいました。
夫婦2人で頭を悩ませ行き詰まっていた改修作業ですが、相談に乗ってくださったりアドバイスをくださったりと、とても頼りになりました。
作業の進捗ももちろんなのですが、皆さんがいてくださる事で気持ちも楽になり、救われました。
本当に感謝です。

土台を作ってくださる集落の方。
土台固定用に、金具を作ってきてくださいました。
凄いです!

この間に、私は居間の床断熱材を設置するため床の四方に木枠を打ち付ける作業をしました。
40mm×30mmの角材を65mmのビスで留めるのですが、インパクト・ドライバーを使っても刺さらずかなり苦戦。結局床断熱材の会社の方に相談して使うビスの長さを51mmにしたところ、何とか留める事ができました。木と木を留める簡単な作業と思っていたのですが、木の組織の向きなどが作用するのか思いの外固く、驚きました。

月初のミーティング

12月5日
午前中は居間の下地材張りをしました。
掘り炬燵の反対側の縁に差し掛かったため、前回と同様板材を縦に切断しました。
前回は電動丸ノコギリで切る途中に何度もキックバックを起こして危険だったので手ノコで切ったのですが、今回は再度電動丸ノコギリで挑戦しました。
キックバックを起こす原因として、真っ直ぐ切れていないからなのではと仮定して、加藤隊員にお借りした道具を使って切ってみると…真っ直ぐ綺麗にキックバックも起こさず切る事ができました。
道具は大切ですね。
ありがたいです。

加藤隊員にお借りした道具。電動丸ノコに取り付けて、木に沿わせて真っ直ぐ切る事ができます。
長い板材も綺麗に縦に切る事ができました。

一区切りついたところで、今度は薪ストーブを置く予定(希望)の土台の補強をしました。

根太に、40mm四方の垂木を敷き詰めてビスで打ち付けていきました。

こちらも、思っていたより固く苦戦しました。

午後からは、毎月始めの市の担当の方と協力隊とのミーティングでした。加藤隊員と丸谷家の改修の進捗具合を見ていただきました。今回は10月から一関市地域おこし協力隊に赴任された松尾さんも同行され、改修について説明しました。彼女は空き家プロデューサーというミッションなので、何か少しでも参考になったのでしたら幸いです。

居間の下地材張りもゴール目前

12月7日
引き続き居間の下地材を張りました。
難所である掘り炬燵の縁をクリアし、ゴールも見えてきたという事でモチベーションも作業のペースも上がります。と、ここで恐ろしい疑問が。
「下地材は足りるのか?」
主人と、残った材を仮に置いてみましたが、もしかするとほんの少し足りないかも知れない事が判明しました。

下地材が足りない…⁈


もちろん、製材所の方はちゃんと採寸もして納品してくださっています。素人仕事で端材が多く出た事が原因だと思われます。最後は仕上げ材を張って見えなくなるので、最悪は合板の端材を活用しよう、という事で折り合いをつけました。
気を取り直しての作業。また難所に当たりました。窓の枠の下に材が入り込むように揃えて切るのが至難の技で、何とか辻褄を合わせて見た目は割と綺麗にできました。これであと残すは壁際のみ。ここも難しそうですが、挑む前に夜になり時間オーバーで持ち越しとなりました。

よく見ると粗はありますが、ひとまず窓枠に納まってくれて一安心です。

研修の準備と機材のメンテナンス

12月8日
翌日の研修に備えて、道具の準備とメンテナンスをしました。特に、このところ改修作業が忙しく、1ヶ月以上チェーンソーに触れていません。恐る恐る起動してみましたが、問題なく動いて一安心。畑の太い枯れ木を試し切りしました。

枯れ木の玉切りの途中、チェーンソーが挟まれる場面も。まだまだ経験不足です。

チェーンソーの練習の後は、夏秋の草刈りで使ったままになっていた刈払機のメンテナンスをしました。まだ燃料が残っていたので、空にして保管するため山際の笹を刈払いしました。いつも使っていた草刈り用ではなく林業用の刃が付けてあり、初めて使用しましたが、凄い切れ味でした。その分、キックバックも強くなるので注意が必要です。
しばらく作業していると燃料が切れたので、機体から刃を外して保管しました。

林業用の刃。草刈り用とは違い、竹や細い木も切れます。
茂っていた笹も、前回よりかなり楽に切れました。

この日は早めに作業を済ませ、翌日から2日間ある林業研修の準備をしました。持って行く物を抜かりないよう確認してトラックへ積み込み、チェーンソーに燃料も継ぎ足しました。
久し振りにチェーンソーを握り、感覚を取り戻すとともに、林業ができる喜びを噛み締めました。

チェーンソーのメンテナンス。
チェーンソーの燃料を作りました。

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