空き家改修〜準備編〜
今日は、空き家改修の準備をしています。
私たちのミッションの1つである、空き家改修。
まずは、私たちの住む予定の空き家を改修します。
持ち主さんとの最終的な契約を待っている間、できる事からやっています。
先日は、地域おこし協力隊のメンバーと地元の方々も手伝ってくださり、荷物の整理や掃除を行ったので、大分見通しも風通しも良くなりました。
本当に感謝です。
晴天で良い風も吹いているので、窓を開けて風通し。
その間に、庭を少し整えました。
先日まで続いた大雨で土が柔らかくなり、車が通った跡が深くえぐれてメロメロになっています。
ちなみに…「メロメロ」は、この辺りの方言のようです。水道工事の方が来られた時にこの状態を見てそう言われていましたが、この方言を知らなかった私は「惚れた」のかと思ってしまいました(笑)
少しほぐしてなるべく平らに。
私は鼻が良い方なのですが、微かに汚泥や獣の匂いがしました。
この辺りは土が細かく泥状になった場所があり、雨が降ると地面がぐずぐずになります。
地元広島県のお隣、島根県のとある地域の土を思い出しました。
この地質がどのように林業に作用してくるのか、私たちの日常生活に影響してくるのか。
また観察してみたいと思います。
家の中も、湿気を感じる状態です。
屋根瓦が数枚剥がれていて、雨漏りもしているようです。
また、2階には動物の足跡が床や壁に点々と付いています。この辺りはハクビシンが多いそうで、小さな穴さえあれば家に入ってきてねぐらにしたり、子育てしたりするそうです。
このお話をしたら、「マミ」かも知れない、という方もいらっしゃいました。初めて聞く名前でしたが、一説によるとアナグマなどの獣の呼び名だそうです。いずれにしても、家の中で動物に遭遇するのは怖いので何とか出入りできないようにしたいのですが…専門家でもなかなか難しいようです。周囲の方にお話を伺うと、天井などで動物の気配がするのは日常茶飯事だそう。慣れ、なのでしょうか…
先日の記事のコメントにも書かせていただきましたが、とにかく、この京津畑集落へ来てまず驚いたのが野生動物が身近な事でした。
自伐型林業に取り組む事で、山の動物たちと人とのちょうど良い境界線を作っていきたいものです。
最後に、今日作業中に出会った虫たち。
生態系がとても豊かなこの地域。
子どもの頃は当たり前にあった風景でした。
それにしても暑いです。
本日のこの辺りの気温は朝10時の時点で30度。
東北の夏がこんなに暑いとは…。
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