活動まとめ 9月29日-10月5日
仮住まいの整備
9月29日、空き家の改修が終わるまでの仮の住まいの整備をしました。
これまでも何日か使用させていただいていましたが、これから約2ヶ月間お借りする事になったので、業者さんへ浄化槽の確認をお願いしていました。その浄化槽の蓋がある辺りの草刈りや掃除をしてなるべく確認しやすくしました。
確認していただいたところ、専門の業者さんの点検も必要という事になり、後日来ていただく事になりました。浄化槽は微生物の力で排水を綺麗にして流す仕組みなので、微生物が活動できる環境作りが大切です。土作りと同じですね。
一関地方育樹祭
9月30日、一関市地方育樹祭のお手伝いをさせていただきました。
1年に一度一関市内で行われているもので、今年の会場は川崎町にある石蔵山の頂上の石蔵山林間広場でした。ここは、地元の川崎町緑化推進委員の方が綺麗に整備されていて、トイレや水道もあり、巷のキャンパーの中で人気の場所なのだそうです。天気が良ければ一関市内や遠くの山脈まで見渡す事ができ、絶景です。
開会式では、一関地方農林業振興協議会の会長も務められる佐藤善仁一関市長が挨拶されました。大人になって一関市を出ても、記憶に残り思い出すようなふるさとの山を作りたい、というお言葉に深く共感しました。
記念樹の植樹では、2本の山桜の植樹と記念標柱の建立が市長と子ども達で行われました。元気に育ちますように。
続いて、小中学生の育樹体験が行われました。
広場から少し入った山を、班に分かれて木に巻き付いた蔓を切ったり、何本かに分かれて育った木を将来育てるものを残して切るという整備していく体験です。
各班の一関地方森林組合の方が指導され、私たちは見守りをしました。
私の班は中学生でしたが、真剣に考えて判断して切っていく姿が頼もしくもありました。「植樹」だけではなく、こういった「育樹」で山を育てていく事を知って、山の環境に興味を持ってもらえたのではないかと思います。
来年は大東町で開催されるそうなので、もっと広くお手伝いさせていただければと思います。
育樹祭の最後は地元で受け継がれている「布佐(ふさ)神楽」が披露されました。
神楽は山と里を繋ぐもの・・・里山にも共通するのではないでしょうか。
これからも続いて欲しい大切な文化です。
空き家の改修へ向けて
10月2日、これから住まわせていただく空き家の改修準備に入りました。
母屋の他に小屋があり、その1つはもう崩れています。おそらく物置だったその場所には落ちてきたトタン屋根や木柱、家庭ゴミが入り混じっています。全てが人の手でどうにかなる物ではないのでいずれ重機の導入を予定していますが、水道設備も集約されている場所なので業者さんが入りやすいように片付けました。
この日、ガス・水道の業者の方が現存の設備を確認してくださり、まずは水を通して水道管の破裂や水栓の故障などないかを見て、順次修理をしていく事になりました。
業者の方が作業されている間に、私たちは引き続き小屋の荷物の片付け。
仕分けが大変です。
10月4日に水道の点検が終わった結果、故障はないという事でまずは一安心です。
浄化槽の業者の方も来てくださり、大きな問題はなく、一ヶ所の修理で済みそうとの事でした。
仮住まいの浄化槽も問題なく使えるという事で、全てが順調に進み始めました!
そして、この日待ちに待った空き家使用の承諾書が持ち主の方から届きました!!
10月5日は、重機が入りやすいように崩れた小屋の周りの木の伐採・剪定をしました。おそらく私の伐採したモミジは庭の大きなモミジから種が飛んだもの。庭には他にたくさんの樹木があり、まだまだ整えていく必要があります。
この家を守ってきてくれた木々ですので、闇雲に切るのではなく、感謝の念を忘れないようにしたいです。
剪定教室
10月4日、興田市民センター主催の剪定教室に参加しました。
まずはハサミの研ぎ方から教えていただき、続いてセンター内の低木の剪定をしました。参加者は地域の方ばかりで、話も弾みながらの作業でした。
そんなお話の中で、また新しいご縁もいただきました。
先生には、剪定には摘む場所や季節も大切な事も教えていただきました。さっそく空き家のお庭の木の剪定にも活かしたいと思います。
文化祭展示の打ち合わせ
剪定教室が終わった後、興田地区の文化祭展示の打ち合わせをしていただきました。11月4日・5日に行われる文化祭の展示コーナーに、私たち地域おこし協力隊の活動を展示する事を地域住民のSさんが企画してくださり、そのSさんを交えての打ち合わせでした。
私たちは京津畑に住んでいますが、この辺り一帯は大東町という大きな町で、住民の方々は「大東町に来た地域おこし協力隊」と広く捉えて歓迎してくださっています。同じ大東町に住む方々へ向けて、私たちがどのような活動をしているのかを発信してくださる事で、共感していただいたり、応援していただいたり、「自伐型林業」はどんなものなのか理解していただけるとても良い機会になりそうです。
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