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活動まとめ 11月17日-11月23日


一関図書館へ

11月17日
この日は用事を済ますため市内(※)へ出たので、一関図書館へ寄って断熱材についての書籍を探しました。断熱材を施工した際の湿気やカビの発生が気になっていたため、関連書籍を借りました。
広く開けた空間はとても過ごしやすくゆっくりしたかったのですが、そうもしていられないので足早に退館しました。
※市内・・・広島市では、市街地に行く事を「市内に行く」と言っていました

広く抜いた天井と、窓に施されたステンドグラスで心が落ち着きました。
1階のロビーには広々とした自習スペースもあり、窓の外にはかつて大船渡線で走っていたSLが飾られていたりと、芸術も取り入れられた居心地の良い空間でした。

改修の日々

11月18日
台所用の資材の追加購入のため、実際にシンクを配置してイメージを確認しました。
台所のシンク側は火を使う場所には燃えにくい石膏ボードを施工します。また、水跳ねや油跳ねのある場所は石膏ボードの上からキッチンパネルも施工します。
また、断熱のため2面ある窓の3/4は塞ぐ計画なので、断熱材や石膏ボードを施工するための木枠も作る必要があります。木枠は3cm×4cmの角材を切って作ります。施工場所にはガスや水道の菅があり、一度業者の方に取り外してもらう事が必要なので、タイミングを合わせるためにもしっかり準備をしていきます。

主人が測量、私が記録していきました。
頭の中だけで考えられないので、写真に書き込んでみました。ピンクが、新たに木枠を施工する部分です。

11月20日
床下の除湿を考えた結果、炭を設置する事にしました。
以前から主人が希望していた方法です。
広島で、床一面に木炭を施されているパン屋さんがあり良いなと思ったのですが、それだけの数を準備する事はできないので、道の駅で購入した竹炭を根太にぶら下げる方法を取りました。土に直置きだと土の湿気の影響受けやすいので、離して設置するのが良いそうです。
既に断熱材を敷き詰めた部分は、主人が下へ潜り込んで設置しました。

竹炭を、木綿の布に包んでいきます。
布の端の四方をタッカーで根太に留めました(主人)。

炭を床下へ仕込んだ後、断熱材を敷き詰めた上へ床の下地になる合板を施工しました。

根太に合うように、釘を30cm間隔で打ち付けていきます。
狭い場所にも入り込むには、小さな身体が役に立ちました。

翌日、居間の断熱材が届く予定になっているため、居間の剥がれかけた砂壁を剥がし、綺麗に掃除しました。
これで届き次第施工に移る事ができます。

江刺のDAISOで買ったスクレイパーが良い仕事をしてくれました。
地元産業の活躍は嬉しいです。
スクレイパーはお好み焼きのヘラにも似ています。
広島人としては、ヘラを握ると血が騒ぎます(笑)

11月21日
コメリパワー水沢店へ資材の買い出しに行きました。
午前中に行ったのですが、翌日届く予定の断熱材の施工について疑問が生まれ、業者の担当の方へ質問を投げかけました。お電話で丁寧に解説してくださり疑問はすぐに解消したところで、近くのファミレスで早めの昼食を取りながら、購入資材の最終確認を行いました。
前回と同様、抜かりなく準備してするために頭をフル回転させ疲労困憊気味になりましたが、お陰で店内ではスムーズに資材をピックアップできました。

やはり頭では考えられないので、居間の床の施工図を簡単に書いてみました。ピンクの線が木枠、黄色が断熱材用のボード、オレンジが断熱材です。


経費も嵩んできていましたが、作業効率と今後の事を考え、思い切ってインパクト・ドライバーを購入しました。改修の講師である福田さんへご相談した結果、他機器と互換性のある18Vバッテリー仕様のものを購入しました。電動刈払い機などを購入した時にも共通してバッテリーが使用できます。将来への投資と思って!

断熱材の到着

11月22日
ついに引っ越し目標としていた日がやってきてしまいました。
そして、待ちに待った断熱材が埼玉県から届きました。

一般的に日本で使われている断熱材は化学物質を含んでいます。安い、施工がしやすい、手に入りやすいなどのメリットがありますが、アレルギーなどの原因となってしまうのも事実です。特に床は上昇気流が発生するため、その化学物質の影響を受けやすい部分でもあります。
「何とか自然素材の断熱材は手に入らないか」
主人が一生懸命調べたところたどり着いたのがこの断熱材でした。断熱技術が進み環境保護の意識も高いドイツのメーカーで、木のチップを独自の技術で圧縮して固形にする事で、化学物質を含んだ接着剤を使用せず、ビニール素材の圧着シートで保護する必要もない温かさと適度な通気を実現したものです。
私は、今は落ち着いたものの酷いアトピー性皮膚炎を長年患ってきたため、少しでも化学物質から解放された生活空間は理想的です。自然豊かな京津畑へ移住し、水も空気も綺麗なお陰か、薬を殆ど塗らなくても肌の良い調子を保てています。この断熱材が更に効果を発揮してくれる事を期待しています。
この断熱材を施工するため、まずは居間の根太に下地材を打ち付けていきました。

互い違いになるように、少しずつずらして根太へ打ち付けていきます。
サイズに合うように、下地材を電動ノコギリで切っていきます。
この日は、4列できました。

全てにおいて見込みが甘く、この日に引っ越しを終える事ができませんでした。主な原因は、改修作業の全体像がなかなかイメージできなかった事、作業工程の見込みの甘さ、必要資材の検討準備に時間がかかり過ぎた事だと思います。
引き続き、なるべく早く引っ越しできるように改修を進めていきます。。。

この日の作業を切り上げすっかり暗くなった帰宅中、初めてスターリング衛星を見ました。キラキラと尾を引く龍か銀河鉄道のようで、そのあまりにも綺麗な様子に心が癒されました。。。

引き続き改修

11月23日
以前台所の床を剥がした際に、壁と根太に挟まれた部分がどうしても取れず放置していました。
が、この度新しく床を張る際に取り除かなくてはならない事が分かり、意を決して再チャレンジしました。
バールやノコギリを使い力技で7割方除去したところで力尽き、主人へ託しました。。。

ノコギリで取っ掛かりを付け、あとはバールを使って力技で砕いていきました。こめかみには青筋。

2週間前に、通気のため山側の2部屋の畳を上げていたのですが、思いの外下地の床が傷んでおり歩くのも危ないので、元に戻しました。主人の発案で、この家にあった端材をクロスして配置し、その上に畳を敷き直しました。これらの部屋の改修は来年に回しますが、しばらくは引越しで広島から持って来た荷物の置き場にします。

前日に引き続き、居間の下地材を張っていきました。この日は5列。遠目には綺麗ですが、近寄るとところどころ隙間があります。電動ノコギリの扱いが難しく、真っ直ぐ切れていないのが原因と思われます。思い切って購入したインパクト・ドライバーのお陰で、作業自体はとてもスムーズに行え満足しています。ただ、機械が重たいのと、打ち込む衝撃を支えるので、右肩が重だるくなってしまいました。チェーンソーと同じで、これもきっと慣れですね。

夕方外へ出ると美しい空模様。
思わず走っていって何枚も写真を撮りました。
この自然美が見られるのは、ここ京津畑だからこその最高の贅沢だと思います。

写真を撮る私を主人が撮ってくれていました。
美しいです。ここら来て何度この自然美に救われ、癒された事でしょう。

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