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校長のDTM機材紹介!②周辺機器編

こちらからご覧ください。


MacBookが1つあれば、それだけでDTM、すなわち楽曲制作は可能と言えば可能。

使っていて、まずスピーカーの性能に驚いた。めっちゃめちゃええ音。これがノートPCから出る音なのかと言いたくなるくらい。音が出せない環境であれば、イヤホンを繋いでしまえばいい。


なので、これから紹介する他の機材や設備については、必ずしもDTMに必要なものではないということをまず念頭に置いた上でお読みいただければと思います。


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じゃーーーん。

作業部屋です。

ひとつひとつ紹介していきます。



MTR (BOSS BR-800)

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昨今、オーディオインターフェースが「コロナ特需」でどれも品薄のようです。幸い、以前自分がやっていたバンドのレコーディングに使っていたMTRがインターフェースとしても使える物であったため、これを使用しています。


まずインターフェースは何のために必要か書きます。

すなわち、外部音源を劣化なくDAWソフトに入力したいのであればインターフェースは必須です。

「え?PCにマイク端子あるからそこに繋いだらいいやん!」とお思いになるかもしれないですが、例えばPCのマイク端子に直接シンセサイザーなどを接続してそこから音を拾ったとして、デモ音源ならいけるかもしれんが作品としてはとても使えないな、というようなレベルのノイズが乗ります。

インターフェースは、楽器本来の音の純度をなるべく100%に限りなく近い状態でDAWソフトへインプットするためにマストの装置ということになります。

裏を返せば、作曲を全てMIDI音源のみで行う場合には、必ずしも必要なものではないということです。
そしてそれは珍しいことでも手抜きでもありません。
プリセット音源のみでも十分なクオリティの音楽は作れます。
なぜならプリセット音源も全てモデリング音源=既存の生楽器の音を収録し加工したものだからです。


購入するしないは、ここに判断基準を置いてもよいかもしれません。

自分は生楽器の音を使おう=外部音源を使用しようと想定していたため、インターフェースの使用を決意しました。

その一つが次に紹介するこちらです。


KORG MS-20 mini

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いや、さっきの写真のときそんな黄色いのんたくさん繋いでなかったやん。なにかっこつけとんねん。

はい、わかります。

バンバン声聞こえてきます。


でもかっこいいでしょ??

こちらは僕が5年ほど前、自分のバンドで使うために購入したアナログシンセサイザーです。

とは言っても僕が演奏するのではなく、シンセサイザー担当のメンバーに、この音を使って欲しすぎるあまり自分で買うという暴挙をかましたわけなんですが、

まあぶっちゃけ見た目がすごくかっこいいですよね。

ザ・シンセサイザーという感じで、当時シンセサイザーのシの字もわからないながらに購入したのがこれです。


MIDIキーボードとして動かせるのかどうか、まだ検証はできていませんが、少なくともこの楽器はシンセベースとして使おうと思っています。

オシレーターから作られる、あのブリブリとした荒々しく太いサウンドがなかなかたまりません。


TRANSCEND 外付けHDD 1TB

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外付けHDDはおそらく、ほとんどの方にとってはマストバイアイテムかもしれません。

やはり快適にDAWソフトを動作させるためには、ストレージは極力空けておきたいという理由。

もう一つは、クラウドとは別に第二のバックアップ保管場所を確保しておきたいという理由からです。

TRANSCENDは非常にコスパがよく、2TBの容量でも新品で1万円を切ります。外付けHDDの購入を検討されている方は是非参考にしてみてください。


外部ディスプレイ

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ノートパソコンになくてデスクトップPCにあるものは二つだと考えています。

ひとつはマシン自体のスペック。

もう一つは画面の大きさです。


画面の大きさってこんなに大事か、と実際に作業をしてみて気付きます。

一度に把握できる情報量がまるで違います。「ノートPCでそのまま縮小すればいいんじゃない?」と思っていたのは間違いでした。ストレスが段違い!超快適です。。

TVより小さいサイズでも十分です。20〜25型のものであれば中古で格安で手に入ったりします。快適性を求める方は購入してみて損はないと思います。


USB-C対応ハブ

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上記の、
○外付けHDD
○外付けディスプレイ

それぞれをMacBookに接続するために必要なものです。

MacBookは外部端子として、イヤホンジャックおよびUSB-Cポートしか持っていません。

それを介して、USB3.0およびHDM端子と接続可能にするためのハブを用意しました。
様々な機能を持つものが各メーカーから販売されておりますので、用途に合わせたものを選んでください。


取捨選択


「ちょっと贅沢に見えるけど必要なもの」を意識して揃えました。

これをお読みの方の中で、もしもDTMを始めようとお考えの方がいらっしゃれば、自分のしたいことには何が必要か?というものの判断基準のひとつにしていただければ幸いです。

そしてそのときに意識してもらいたいのは、

「それがないと絶対にダメなのか?」という消極的な思考では無く、


「それがあることで自分にどのようなメリットがもたらされるか?」という積極的な思考です。

何かを手に入れるには残念ながらコストがかかります。
そのコストをどう分配するかというのは、「無駄なものは買わない」という思考では無く「必要なものを買」という姿勢の元で考えられるべきだと思っています。


いかがでしょうか?

参考になれば嬉しいです!


次週からはDTMレッスン編を再開できればと思っています。

引き続きお楽しみください!

お読みいただきありがとうございました。


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KYOTO NEST
京都今出川の音楽スクール。
シーン最前線のアーティストが講師として多数在籍。
日々のボイストレーニングから本格的な楽曲制作まで幅広く対応します。
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