【大会参戦記】 アジア選手権2023 ❶
ご無沙汰してました!
今年はNoteも頻繁に更新していこうと思うので、よろしくお願いします
さて、去年もメモリースポーツの国際試合に2回ほど参加したので、その参戦記を書いてきます。
まずは10月にフィリピンで開かれたアジア選手権から!
初めてのアジア大会
アジア大会のアナウンスが出たのは6月頃だったと思います。 すでに11月のインドの世界選手権に参加することを決めていたので、だいぶ迷いましたが、アジア大会も行きたい大会の一つだったので、出場を決めました。
ただ、特に8月以降あまり練習の時間が取れず、去年ほど実力の伸びが感じられなかったため、優勝は厳しそうだなとは思ってました。
初フィリピン🇵🇭
大会の2日前、関空から出発して、4時間程度でマニラに到着しました。 今までの遠征が、エジプト(30時間)、インドネシア(8時間半)だったので、あっという間に着いた感じでした。
着いたのが夜中だったので即行で空港ホテルに向かいました。 フィリピンの英語はだいぶ聞き取りやすく、手続きとかもスムーズにいきました。
翌日は空港から会場近くのホテルまでタクシーで移動しました。 5kmくらいだったのですが、だいぶ道が混んでいて(マニラの渋滞は有名らしいです)、1時間近くかかりました。 ホテルの周りは住宅街でしたが、数分歩くと繁華街ぽいところに出ました。
この日は大会前日ということもあり、簡単な事前オリエンテーションと、会場のデラサール大学のキャンパスツアーがありました。 以前の大会で会ったことのあるインドネシアやフィリピンの選手・コーチたちと再会できたほか、モンゴルチームの選手たちとも色々お話ができました。
大会初日
大会前の夜は2種目練習したあとすぐ寝たので、だいぶ睡眠時間を長く取れました。 朝食をとった後、荷物を用意して会場へ〜
会場にはすでに、何人かの選手が準備してました。 ここで、前日には会えなかった選手たちにも会えました。
日本からはKenny選手が出場していて、ここではじめてお会いできました。 今までの遠征では他に日本人選手がいなかったので、大変嬉しかったです。
アジア大会に参加した注目の海外選手はざっと次のような感じでした。(日本語読みは適当です)
・Purevjav(プレブジャブ)モンゴル🇲🇳
2019年世界選手権2位の世界的アスリート、世界最強のモンゴルでもトップレベルの選手。
・Lkhagvadorj (クハヴァジ)モンゴル🇲🇳
同大会3位のトッププレイヤー、単語記憶が凄い。
・Oyun-Erdene / Nomin-Erdene (オユン/ノミン)モンゴル🇲🇳
「新・モンゴルの双子」、世界/アジアジュニアチャンピオン。 得意種目はだいぶ違いそう。
・Erwin(アーウィン)フィリピン🇵🇭
地元フィリピンのチャンピオン。特にロングカードはトップレベルで、総合でも5000オーバーの実力を持つ。
・Janet (ジャネット)インドネシア🇮🇩
インドネシア国内ランク1位。顔と名前記憶が得意で、12月には世界記録(WMSC)を更新した。
他にも実力者が多かったですが、もちろん目標は優勝、最低でもトップ3には入りたいと思ってました。
開会のセレモニーが終わった後すぐ、最初の種目、15分単語が始まりました。 以下、種目ごとの所感を書いていきますが、10種競技を知らない方にとっては分かりにくいと思うので、適当に読み飛ばしてもらってokです。(近いうちに簡単なルール説明の記事を出すつもりです)
【第1種目 15分単語】
単語種目は採点方式が群を抜いて厳しい種目であり、一つのミスが大きく結果に響きます。 覚える全体数はある程度確保しつつ、100%に近い正答率を出すことを求められる種目です。 この時は全部で250見て、4ミス+1スペルミスという結果でした。 種目別3位と国内記録を達成したので満足ではあるのですが、欲を言えば250くらい欲しかったです。
15分単語: 209 3位🥉 日本記録
【第2種目 30分2進数】
次は2進数種目です。 30分も続けて0と1の羅列を見るので、最初のうちは目がチカチカすると思いますが、いつの間にか慣れます。 あまり感触は良くなかったのですが、結果は4611桁で自己ベストを若干更新できました。 種目別1位の期待もしてたのですが、モンゴルのオユンが5000オーバーしてました、、
30分2進数: 4611 2位🥈 日本記録
午前の種目はここで終わり、昼食タイムになりました。
Kenny選手やフィリピンのKhristian選手、オーストラリアのZeshaan選手とランチを食べながら、メモリースポーツについて色んな話ができて楽しかったです。
【第3種目 5分ナンバー】
午後最初の種目は5分ナンバー。 この種目は自分のなかでは調子のバロメーター的な感じなんですが、1周目のリズムを全く掴みきれず、352桁という結果に終わりました。 特にスピード系の種目はリズムをうまく掴めないと苦労します。
5分ナンバー: 352 4位
【第4種目 イメージ】
前の種目の失敗を引きづる形で、大失敗というほどではないものの、期待はずれの成績に終わりました。 切り替えが大事っていうのは当たり前なんですけど、それを実行するのはなかなか難しいものなんです。 1位のMyanganbayar選手(モンゴル)は507点でGAMAの世界記録を更新していました。
イメージ: 258 20位
【第5種目 30分カード】
ロングカードは割と好きな種目なんですが、なぜかこの30分カードだけはやや苦手です。 10分や1時間はできるのですが、、 復習のタイミングの問題かもしれません。
30分カード: 530 6位 日本記録
こんな感じで、初日は午前は良かったのですが、午後は5分ナンバーの不調を引きずってしまい、不満の残る結果となりました。 初日終了時点での総合順位も7位と、首位争いには2日目の巻き返しが絶対条件となりました。
この日の夜は、Kenny選手・Zeshaan選手と、近くのレストランで夕食をとりました。 ここでも貴重なお話を聞かせていただき、楽しい時間を過ごせました。 ほどよくリラックスできたのが、翌日の好成績につながったと思ってます。
ホテルに帰って、1回だけスピードカードを練習して翌日に備えました。
第2弾はこちら↓