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みんなで創るお金2023

2月に始まった京都祭コインcomo。
あっという間に今年も終わりという事で振り返りと来年の展望を。

まず初めに想像できないほどたくさんの方々が『新しいお金のデザイン』に関わってくださりありがとうございます!!

京都祭コインの現在地


法定通貨の『円』や『〇〇Pay』のような便利系決済手段との違いを説明するのに結構なエネルギーがいるので、このエネルギーを注ぐこと自体がギフトww

現時点でのユーザー数や決済量、ギフト割合、決済回数などはこんな感じです(2023年12月27日現在)。知らないところで話してくださったり、色んなカタチで関わってくれてる人がもっとたくさんいるんだろうなぁ。

個人や会社の枠を越えて多様な人たちと一緒に進めていく事で、見えない視点が重なって包括的な課題解決に繋がるんじゃないかと思っているのでこうやってたくさんの方々が関わってくれるのが嬉しい^^

地域企業とお金を出し合って祭コインを街に配布


交換手段としてより繋がることに比重を置いたお金があってもいい。地域内で人やお金が循環することに意識が向く。様々な業種、立場の方がみんなで考えるからこそ既存のお金の巡り方を問う機会になった。

地域企業と手を繋げる環境ができたことで大きく可能性が広がることに。

月に1度、祭コインに関わる人たちが集まる地域企業オープンカンパニーイベント

ユニークな取り組みをしている企業同士のシェアや会社見学、修学旅行受入などにも繋がり

地域企業にとっても、個人にとってもユニークな価値が生まれることを実感できたので、今後は地域企業ともっと面白く繋がる機会もいろいろ準備中。

地域企業共創プロジェクトvol.2(2023.9~12月)

贈り人


地域企業からのギフトを街の中で配る人が現れる。

配っているのは、年齢も職業もバラバラで祭コインの取り組みに共感くださった贈り人のみなさん。(配ってはいないけど祭コインの話をしてくださってる人は他にもたくさんいるはず。その方々も広義の贈り人だと思っています。)

誰でもなれる贈り人♪

友だちが欲しかったり、就活に悩んでいたり、何か面白いことやってみたかったり。そんな人が祭コインがキッカケで繋がる。古着や自転車、生ごみ堆肥など地球に優しいアクションをすると降ってくる。

必要そうな人に自由に贈る行為は、大きな仕組みでは届かない本当に困った人に届く可能性も感じさせてくれた。

来年はもっと色んな贈り方を模索してみたい。

新しい経済圏


何でも商品やサービスにしてお金と交換することで成り立つ社会は、お金が稼げなくなると途端にしんどくなる。それは個人も会社も同じ。便利や効率を求めすぎると、商品やサービスは均一化されていく。

そういう社会は人間にも均一化を求めてくるのではないだろうか?それが生きにくさに繋がってる?

個性のある人や会社を応援するためのお金があってもいいし、定価以上に応援したっていい。祭コインの使い道は個性しかないww

高校生起業家が取り組むうおゑん主催の魚捌き教室
人と自然が関与しながら創造する工藝の森スタンプラリー@京北

1秒でも早く、1円でも安く。お互い首を絞め合ってしんどくなる社会より応援し合って喜び合える社会が来て欲しいし、そのためのお金になれるといいなー。今のところ祭コインでは、定価に12.7%のギフトをのせて支払いが行われている。

どんなお金が社会にあるといいですか?


物心ついた頃から当たり前のように使うお金。僕たちはお金について教育を受けていない。

新しいお金のデザインを通して、普段使っているお金についても考える。そんな授業が高校や大学に広がっていった。

始まったばかりの新しいお金なので決まった答えはない。使い方、使えるお店、もらい方まで自分たちで考えて社会の中でやってみる。

お金の授業を通して幸せなお金の巡り方を学びつつ、地域の中で色んな大人と出逢いながらチャレンジできる環境をつくりたい。

来年は高校や大学はもちろん、色んな場所でお金の授業をやっていきます。

予測不能な未来


「こんな使い方をしたら面白いんじゃないか?」
「ここを使えるお店に推薦する!」
「私も関わりたい!」
「一緒に実験する地域企業メンバーになりたい」

みんなで創る新しいお金にどんな意味付けがされるのか。

来年もいろんな方々と一緒に『こんなお金があったらいいな』を探求していきたいと思います^^

なんか一緒にやりましょう!という方はメールでもinstagramでもnoteでもご連絡ください~

たくさんの方々のギフトで今年1年想像もできないようなことがたくさん起きました。ありがとうございました!!



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