見出し画像

宵の空を見上げて

はじめまして。読み始めて頂きありがとうございます。

いきなりではありますが、最近、空を見上げることはあるでしょうか?
日々、色々なことに追われていたり、こうして画面を眺めていることも多いと思います。
また、空を見上げたとしても、華やかな街明かりや、背の高い建物があってなかなか見つけられないなんてこともあるかもしれません。

ですが、星の名前やその時期にどんな星がどのあたりに見えているか、というのが分かると案外街中でも星を探すことができます。

最近は日が延びてきて、仕事やお出かけから帰路につく時間でもまだ明るいなんてこともあるかと思います。
せっかくこの記事を読んでくださっているので、そんな晴れた日には空を見上げてみる。というのはどうでしょうか?
わざわざ夜遅い時間に外へ出なくても大丈夫です。
昼から夜へと移り変わる宵と呼ばれる時間帯。夕焼け色に染まっている方角。西の空を眺めてみてください。
きっと明るい星が見つかるはずです。

宵の明星、金星です。
私たちの住む地球と同じく、太陽の周りを回る、太陽系惑星の1つです。
太陽系の惑星を「水金地火木土天海」と覚えられた方もいらっしゃるかと思います。
これは太陽から近い順に並べた惑星の覚え方。金星は地球の隣、太陽に近いところを回っています。
この位置関係によって金星は地球からは明け方と夕方しか見ることができない惑星です。
日本で明け方に見える時には明けの明星と呼ばれています。西洋では美の女神ビーナスやアフロディーテ、その他にも様々な地域の人々が女神の名前を当てはめています。

金星は7月頃まで夕方の空で見ることができ、7月7日に最も明るく見えます。
また6月~7月にかけて、12星座であるふたご座、かに座、しし座の辺りを通りすぎていきます。惑星は夜空の中で少しずつ位置を変えていきますが、星座の中を通り過ぎていくので、目印にすることもできます。

こんな風に1つ星の名前が分かると、夜空もいつもとは違った見方ができるのではないかと私は思っています。
この投稿を進めるなかで、皆さんと夜空の世界を少しずつ広げながら、旅して行けたらと思っています。
今後もよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?