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【カツコチ】コーチングってなに?

きょうも楽しんでますか?「きょうとあした」代表の「たかコ」こと、どいたかふみです。コはコーチのコですW 

Noteを書き始めると、ことばが溢れてきて時を忘れる。それもまた、自分にとってひとつの幸せのカタチだなと思っています。きょうは、古くて新しい問い、「コーチングとは何か」について、日頃思っていることを、ことばにしてみます。

古くからの友人に出会う

昨日の午後、あるプロ・コーチによるコーチング・セッションを受けました。クリフトンストレングス・テストというアセスメント・ツールを使って、その人の才能DNAの集積/クラスターを「34の資質」として可視化して順位付け。上位資質の相互の連関と、それぞれの資質の声に対するクライアントの響きを圧倒的包容力で丁寧に聴きながら、その人が本来持っている能力、伸ばすと活きる「強み」に対する理解と認識を、どこまでも深く掘り下げていく素晴らしいセッションでした。無意識に存在する、自分を助け育ててきた資質のはたらきに、静かに耳を傾ける時間。まるで、ずっと近くに居た、古くからの友人に出会うような、不思議な感覚をしみじみ味わいました。

Gallup社のクリフトンストレングス・テストのWebsiteはコチラ↓
https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/home.aspx

ことばのチカラを信じる

コーチングは、ことばを扱う仕事です。わたしたちコーチは日頃から「答えはすべて、クライアントの中にある」という根本理念をみつめ、繰り返しそのことを考え続けている気がします。コンサルタントでもない、カウンセラーでも、セラピストでもない。メンターでも、先生でもない。コーチは、クライアントのとなりにいる存在です。

・ 専門知識を駆使してアドバイスを与える
・ 過去から紐解いて原因を探る
・ 苦しみに寄り添い心を癒やす
・ 経験に基づいて未来を予測し対策を提案する
・ 複雑な学問体系を分かり易く解説し教える

そのどれにも当たらない、コーチングの仕事の本質は、「クライアントと対等の立場で、ゆったりと並んで腰掛けて耳を澄ましながら、遠くに輝く星を眺めるようなもの」だとわたしは考えています。あるいは、暗闇に浮かぶ、ろうそくの灯り。未来を照らす、灯台のひかりを、こころの中にイメージしてみてください。

コーチは、クライアント以上にクライアントの可能性を信じる

こころの声や響き、あるいは本人がまだ気づいていない、そのひと独自の輝き、能力や資質に光を当てる。それらを深く問いかけ、共に探し、聴こえてくる温もりや手触り、感情や思いをことばにすることを助ける仕事です。目に見えないけれど「確かにそこにある、なにか」をクライアントが掴んで離さないように、それらを、あしたに向かう原動力に変え、行動の変容を確かなものにして自らの足で立ち上がり、力強く歩みをはじめられるように。そしていつしか、それが当たり前であったかのように、リズム良く軽快に走り続けられるように。コーチは息遣いを合わせて伴走しながら、クライアントの自走化を支援するのです。

遠くに光る星を追いかけて、きょうとあしたを駆け抜ける。そんな素敵な体験が、きょうもあしたもコーチであるわたしの、目の前で起こるのです。

強みはときに、毒にもなるし薬にもなる

ところで、冒頭のストレングス・コーチングのセッションで印象に残ったことばがありました。「あなたの上位資質が過剰に機能したとき、それは相手を傷つけたり不快にさせる毒素にもなり得る」。人には誰しも固有の才能DNAがあり、いくつもの資質の働きが連関しあってパフォーマンスを生み出している。自分にとっては余りにも自然で、当たり前に出来ていることが、実は他の人にとってはどうしても理解し難い謎にみえることもあるし、不快な攻撃に感じられることもある。弱みとは「自分に無い資質」のことというよりもむしろ、「自分の持つ強み」の過剰な発露なのだ、ということ。そこに深い学びがあるように感じました。

きょうも、最後までお読み戴き、ありがとうございました。あなたの感じたこと、思いをぜひ、お聞かせください。  

それでは、きょうも、あしたも楽しんで!

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