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壱岐の宝石 辰の島

壱岐で一番行きたかった場所。それが辰の島だ。

辰の島とは

辰の島は、壱岐の勝本から船で10分ほどで到着する無人島である。

いざ、乗船!
遊覧船の受付場所。魚のデザインが施されていて、壱岐の海に来た!と感じさせる。

・出発

実際に動き出すと、想像以上の風の強さにその場で立っているのもつらいぐらいだった。

波しぶきがすごい

確かに壱岐に着いたとき、観光案内所で係の方がこう話していたのを思い出した。

今日の船は動くそうですよ。

これを聞いたとき、普段は動くことはないのか。そんなに海が荒れるのかと思った。実際に地元の方に聞いてみると、この数日間は台風並みに風が強かったらしい。乗船前日は、外に出るのも大変なくらいだったので、おそらく船も出航していなかったと言う。その日でなくてよかった。

この日も、普段は辰の島を周回するらしいが、風が強いため周回ができないのだそう。少し残念な気持ちになった。しかし、この後に出てくる景色の数々が、そのような思いを消し去ってくれた。

・海。まさにエメラルドグリーン!

船のデッキに出て、近づいてみると、海もキラキラと輝いている!岩肌が見える!そして小さな魚が泳いでいる!これらの写真は加工していない。この日は晴れていたため、ものすごくきれいに見えた。夏になれば海水浴客が増えるのも納得できた。

・断崖。迫力満点!

蛇ヶ谷と呼ばれる断崖である。この地形は、長い年月をかけての海蝕作用によってできたのだという。このような景勝地は、壱岐にはたくさんある。実際に近くで見てみると、岩肌1つ1つが模様のように見える。元々が1枚の大きな岩石からできたものだと考えると、感慨深さを感じる。

・辰の島、上陸!

観光船は、辰の島周辺を回った後、船着き場にたどり着く。そこで上陸する人のみ下船し、勝本の港に帰る。この日は、私含め3名が下船した。船は下船するとすぐに出港した。

・広がる砂浜。そして海!

数分歩くと、海水浴場に到着。4月なので当然海水浴客はゼロ。しかし海水浴でなくてもここは十分楽しめる。海の景色を見ながら砂浜を歩く。なんとも心地の良い時間であった。海の家もあり、施設の方もいらっしゃった。ここから景勝地である蛇ヶ谷まで歩いて行けるとのことだったので、どれくらいかかるかと聞くと、30分ほどで周遊できるそうだったので、ここから歩いて蛇ヶ谷まで向かった。

・いざ、蛇ヶ谷へ!


蛇ヶ谷まではおよそ15分。ジャングルのような茂みの中を歩いて行く。周りの景色を見ながら歩けるので距離が長いとは感じなかった。自然の空気を味わいながら歩く。私の好きな時間である。

・蛇ヶ谷到着

写真がブレているが、到着した。何度も言うが、風がとにかく強かった。断崖近くまで足を運ぶと、今にも風で吹き飛ばされそうになり足がすくんだ。それでも遊覧船だけでは体験できない、"断崖の上"からの景色を見ることができた。

・帰路


辰の島を堪能し、船着き場まで向かった。きっと夏にはこの場所も賑やかになり、4月とはまた違った雰囲気を観ることができるのだろう。いつか海水浴でも行ってみたいと感じつつ、島を後にした。

辰の島遊覧船は、海や断崖の景色、そして無人島上陸といった様々な楽しみがあるものだった。遊覧船は、遊覧のみと遊覧+辰の島上陸のコースがあるが、ぜひ、上陸のプランで行ってみてほしい。遊覧でも景色を楽しむことはできるが、蛇ヶ谷を登るところまで体験してほしい。登ってからの景色や断崖の上から眺める景色は格別である。風が強いなど天候により行けないこともあるみたいだが、壱岐に行くとなればぜひ訪れたいスポットの1つにしてほしいと思う。では。

※辰の島遊覧船のリンク


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