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【SV S5 最終7位R2184】帝王ドラパ


お久しぶりです。キョウトです。一桁嬉しいので今回は構築記事を執筆させて頂きました。

構築経緯

アグロなサイクルを組む上で環境に存在するあらゆるポケモンを上から叩けるドラパルトを軸として採用。
障害となるSブーストするハバタクカミやテツノツツミにきちんと後投げが出来るチョッキジバコイルを採用。
また、物理アタッカーへの流し性能とカイリューに対する誤魔化し性能の高さを評価してヘイラッシャを採用。
ここまでのドラパラッシャジバコを基本選出とした。

サイクル構築が苦手なキラフロル軸やディンルー展開に対して初動からアドバンテージを取れる眼鏡テツノドクガを採用。

ここまでの四匹だとキョジオーンに勝てない点、地面の一貫が選出画面で切れてない点の2点が気になった為隠密マントカイリューを採用。

最後に受け回しやチオンジェン絡みの低速サイクルと勝負できるよう球パオジアンを採用して完成した。

個体解説



ドラパルト@こだわり鉢巻

テラスタイプ・ゴースト

性格・陽気


163-172(252)-96(4)-×-95-213(+252)

特性・すりぬけ

技構成・ドラゴンアロー
    テラバースト
    ふいうち
    とんぼがえり

帝王ドラパルト、タイプ一致のゴーストテラバーストの火力の高さ+一貫の作りやすさと蜻蛉返りでの小回りが効く点を評価して採用。

Sブーストするハバタクカミやテツノツツミを一度流してしまえばS関係はドラパが上になりこのポケモンでの対面からの処理が可能になる。

カイリューのマルチスケイルを潰しながら逃げることができる蜻蛉帰りがかなり優秀。他にも相手の初手テラスへの対応がかなりしやすいものとなっている。

初手でテラスを切って早いうちに数的有利を取る試合展開、または相手のテラスを見てから裏のクッションポケモンを駆使して相手のポケモン三匹をドラパルトのゴーストテラバースト圏内に押し込む試合展開、この2パターンの試合展開どちらになっても強いのが立ち回りの選択の幅を広げていた。

ラス1ミリ耐えしてる先制技持ちポケモン(セグレイブやミミッキュ)とミリ耐えしてるラス1ドラパルト対面において高確率で不意打ちを透かす変化技連打をされるが不意打ちのppは7にしているため、悪あがきで勝てる。

上から高火力での一貫の作りやすいゴテラでの制圧は3シリーズ全て通用してたしこのポケモンの評価はA+くらいあってもいいと思う。




ヘイラッシャ@食べ残し

テラスタイプ・じめん

性格・わんぱく

257(252)-120-183(+252)-×-86(4)-55

特性・てんねん

技構成・ウェーブタックル
    ボディプレス
    まもる
    あくび

高い物理耐久、あくびによる流し性能の二点を評価して採用。ボディプレスはサイクル戦において相手のツツミを大きく削る技、カイリューがノーマルテラスタルを切って来た時に重宝した。

あくびの一貫を無理やりボルトチェンジで切るなど、今期はあくびループへの警戒が薄くプレイングで誤魔化してくるプレイヤーが多く見受けられた。そういったプレイングに対してのメタ張りとしてヘイラッシャのテラスタイプを地面にすることで安定行動の選択肢を増やすことができた。

守るを打つターンは素引きされてもリカバリーが効くことを前提として必ず押していった。有限ポケモンではあるが、きちんと上手く使えればカイリュー相手にもTODを仕掛けることが出来るし、練度がそのまま性能として反映されるポケモンだと個人的には捉えている。




ジバコイル@とつげきチョッキ

テラスタイプ・みず

性格・れいせい

177(252)-90-135-166(+4)-142(252)-72(-)

特性・アナライズ

技構成・10万ボルト 
    ラスターカノン
    ヘビーボンバー
    ボルトチェンジ

ハバタクカミ、テツノツツミの両方に安定するポケモンでありながら後攻ボルトチェンジを打てる点を魅力に感じ、採用した。

アナライズの補正が乗った無振りヘビーボンバーは無振りハバタクカミに126%〜入る。この技がかなり強力であり多くのハバタクカミを一撃で葬っていった。

水テラスの意図はイーユイやテツノドクガと偶発対面ができた時にテラスタルを使って誤魔化しを効かせるためであるが、ディンルーを意識した飛行テラスもありだと思う。

水テラバーストとヘビーボンバーは選択技であるが、そもそもジバコイルにテラスを切らなければならない試合はその時点で負けてることが多いのでジバコイルでテラスを切らない場合に強く扱うことの出来るヘビーボンバーで使用することにした。

またS5の初手に出てくるミミッキュはかげじゃれ呪い痛み分けしかいなかったので、初手ドラパルトの蜻蛉返りで皮を破いた後にジバコイルを後投げした。

他にも初手でくる飛行テラスのカイリューに対してドラパルトの蜻蛉から後投げで様子見したり数値受けが可能でありながらタイプ受けも出来る器用なポケモンなので使ってて楽しかった。




テツノドクガ@こだわり眼鏡

テラスタイプ・くさ

性格・おくびょう

155-×-81(4)-192(252)-130-178(+252)

特性・クォークチャージ

技構成・オーバーヒート
    かえんほうしゃ
    ヘドロウェーブ
    エナジーボール

ドラパラッシャジバコで勝てないきつめの並びや初手に来るステロ撒きディンルーへのアドバンテージを大きく稼ぐことのできるポケモンとして採用した。

基本的には初手に草テラスを切って後々のサイクルにおけるステロの被ダメを抑えながら、眼鏡の火力を押し付けていく立ち回りを意識した。

また、このポケモンがいるおかげで相手視点選出画面においてどくびしによるヘイラッシャを崩すルートが取り辛くなる点も非常に評価が高い。

ドラパが投げれない時の裏エースとして採用したがドラパとのタイプ補完は悪くなく、たまにドラパラッシャドクガと投げて相手を速く崩すことに特化したアグロ選出も可能にしていた点も大きい。



カイリュー@隠密マント

テラスタイプ・フェアリー

性格・わんぱく

197(244)-154-156(+212)-108(-)-120-107(52)

特性・マルチスケイル

技構成・ほのおのうず
    じしん
    はねやすめ
    アンコール


この方から拝借させていただきました。

選出画面でハバタクカミとテツノツツミを強く呼ぶ、尚且つトップメタであるため一番警戒されるポケモンであることを評価して採用した。

このポケモンを置くだけで相手視点こちら側のやりたいサイクルを選出画面で把握しづらいのもポイント高い。


どうあがいても上4匹でキョジオーン入りに勝てない為隠密マントを持たせたが実際キョジオーン入りには渦の命中率や諸々を踏まえてそこまで勝率が高かったわけではない。

しかしながら汎用性を落とさず、キョジオーン対策をするという目的はきちんと達成出来ており、相手がキョジオーンを選出してもしなくても五分の試合展開を可能としていた。

相手のカイリューのドラゴンテールが厳しかったので1日の深夜4時に鋼→フェアリーに変更。



パオジアン@いのちのたま

テラスタイプ・でんき

性格・ようき

155-172(252)-101(4)-×-85-205(+252)

特性・わざわいのつるぎ

技構成・つらら落とし
    テラバースト
    身代わり
    不意打ち


身代わりはチオンジェンのやどりぎやロトムの鬼火透かしをする為に採用した。それ以外にも副産物としてパオジアンというポケモン自体が相手のポケモンのテラスを強く誘うことが出来るポケモンであるため様子見としての身代わりが強い動きとして成立してた。

当初ヘイラッシャや水テラスのチオンジェンに勝てるように電気テラスでの採用をしたが、最終日に上でチオンジェンやヘイラッシャ絡みの受けサイクルを使ってる人たちはみんなフェアリーテラスを切ってきたので電気テラスが腐ってしまった。

怯ませるし有効急所引きまくるしまさに厄災、上から確率を押し付ける強さを再確認させられたポケモンでもある。



基本選出


①ドラパラッシャジバコ

基本選出、この構築の6〜7割はこの選出。数値受けとタイプ受けの双方を成立させており相手のテラスへの対応力の高さとドラパ自身の火力の押し付けがとても強かった。ジバコイルの後攻ボルトチェンジまたはヘイラッシャのあくびからの釣り交換でゴテラドラパを合わせて相手を壊滅させていく動きが強力。


②ドクガラッシャジバコ

裏選出。感覚としては初手ダイマにも近い。序盤にテツノドクガのテラスを絡めて取った数的有利をヘイラッシャとジバコイルのサイクルで維持し続けて詰めていく立ち回りを意識した。

ドラパラッシャジバコよりも相手が気合込めて捲ってくるパターンが多かった為ヘイラッシャの守るを上手く使って相手の釣り交換に付き合わないようにするのが大切。

③ドクガカイリューラッシャ

攻め駒多めのキョジオーン入りに投げる選出。ラッシャの枠はツツミとハバタクカミが同居してる構築にはジバコイルを選出してた。
ドクガラッシャジバコとは異なりドクガで初手テラスを切らないようにしてカイリューでテラスをなるべく意識した。
キョジオーンをカイリューで無理やり倒した後にヘイラッシャでTODを成立させることも少なくなかったし、どのポケモンを大切にするのが一番勝率が高いのか立ち回りの中で判断するのが難しい選出でもあった。

④ドクガカイリューパオジアン


受け回しまたは受け駒多めのキョジオーン入りに対して投げる選出。

この選出はカイリューで相手のポケモンを一匹持っていければ勝ち。持っていけないとパオジアンの仕事量が多すぎて球ダメで自滅して負けという印象。

もう少し立ち回りの研究が必要な選出だった、弱くはないが怪しい立ち回りを強いられる選出でもあった為これを投げる時安定した勝率は稼げなかった。

他にも選出パターンはいくつかあるが大きく分けてこの4つ。



結果

TN モルガナイト 最終7位
TN Onjouji toki    最終175位


感想

朝の5時ごろまでニロムチキンレースをしており、ニロム2140を用意することが出来てた。その後サブロムが溶けてしまい朝8時ごろまでメンタルが死んでた。

ぶっちゃけ寝たふりして2140で保存して逃げようと思ってたが一緒に通話してた友達が「潜れ!お前は強い!」と激励してくれて、謙遜するくらいなら驕りに驕って勝負に出た方がいいなと思い、朝8時から高い方のROMを動かした。

自分の性分的にも一回でも負けたら一桁は絶対に届かないと思い朝8時から潜った3戦全て気合い込めて勝つことが出来てとても嬉しかった。

取り巻きはコロコロ変わるがゴテラドラパだけはSVが始まって1シーズン目から性能に惚れてずっと使ってた。実際練度で勝てる試合もかなり多かったし、構築ゲーだけではなく使い込むことも個人的には勝つ為に必要な要素だと思う。

8世代も9世代も有限サイクルしか使いたくないし、偏った考え方でここまで来るのに遠回りだったかもしれない。でもそれでもここまで頑張って来れて本当に良かった。やりたい対戦内容で勝つことが出来たのが何よりの自信に繋がった。結果もそうだが自身の成長が出来たシーズンだと言える。

もちろん、ここがゴールではないしこれからも全霊を尽くしてポケモンに取り組む。その為にはブラック企業から脱出するための転職を頑張ろう、、、とほほ、、、

ここまでの駄文を見てくれた皆んなに感謝。ポケモンの育成代行、テラスタイプ変え、色違いを自分にプレゼントしてくれた人達に深い感謝。


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