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【SV S12 最終24位 R2122】おぱんちゅうさぎ


この度はこちらのページを閲覧頂き、誠にありがとうございます。キョウトと申します。


【構築経緯】

相手のガチグマ、カイリュー、ウーラオスに圧を掛けることができる最速鉢巻水ウーラオスから採用。

初手の水ウーラオスミラーで蜻蛉返りから安定した引き先を用意したかったのでHBテツノカイナを採用。

相手の初手ガチグマにウーラオスを合わせた際にどのテラスタイプに変えられても対応が効くHDニンフィアを採用。

ここまでで重い特殊枠がハバタクカミ+サーフゴーのスタンパに対応出来るようにチョッキランドロスを採用。

水オーガポン+サーフゴーや水オーガポン+ガチグマのような構築に強めに出れるようにテツノドクガを採用。

最後の1枠を攻守バランス良いサイクル構築が苦手とする受けに寄っている構築にメタを貼るためゴチルゼルを採用。

【コンセプト】

・初手ウーラオスの水テラスで強引な数的有利を取る。

・強力なアタッカー+HBポケモン+HDポケモンでバランス良く幅広い相手への対応。

・選出時点でこちらの本筋を読ませない。

【個体紹介】

ウーラオス(れんげきのすがた)
@こだわり鉢巻

テラスタイプ みず

とくせい ふかしのこぶし

せいかく ようき

努力値 A252 D6 S252

わざ すいりゅうれんだ インファイト
   アクアジェット とんぼがえり

現環境の中で一番初手置きするのが安定すると思っているポケモン。ウーラオスでテラスを切るために組んだ構築なので突っ込める対面なら初手から積極的に水テラスを切っていった。

初手ガチグマに対してテラスをある程度強要できるため、引き先を用意すれば簡単にアドが取れるのもポイント高い。

氷打点が欲しい場面もあったが初動で撃ち漏らした相手に2.3サイクル目でテラス水アクアジェットでスイーパーとしての機能を高めていたのでこの技構成で完結していると考えている。
抜くならアクアジェットよりインファイトだが、ゴツメ持ちを後投げされる際にインファイト打てなくなるのも難しい。


テツノカイナ
@オボンのみ

テラスタイプ ひこう

とくせい ブーストエナジー

せいかく わんぱく

努力値 H252 A4 B252

わざ ワイルドボルト ドレインパンチ
   れいとうパンチ ボルトチェンジ

本構築の核。
現環境のHB数値が高いポケモンがほとんどオーガポンまたはパオジアンに弱い。テラス権を使わずに後投げが安定するポケモンとして採用。

水ウーラオスでテラスを使用した後にパオウーラオス対面安定した引き先になれる。
また、舞スケショカイリューに対してもれいとうパンチ+ワイルドボルトで処理できる。
鋼テラスを切るようならドレインパンチが通るし対応範囲が広い。

特筆すべきは物理受けポケモンであるにも関わらず対面操作技を覚える点。
初手ウーラオスミラーでとんぼがえりからテツノカイナに繋いでボルトチェンジ、その後にウーラオスを場に戻せばパンチグローブラオス、鉢巻ウーラオス、スカーフウーラオス全てに対応が効く。

剣舞炎オーガポンは撃ち合い不利なため、ダメージから相手が意地か最速か情報を引き出しながらボルトチェンジしてウーラオスで誤魔化す。

ニンフィア
@たべのこし

テラスタイプ ほのお

せいかく おだやか

努力値 H244 B12 D252

わざ ハイパーボイス あくび
   まもる ねがいごと

ガチグマのブラッドムーン+ハイパーボイスを耐えるポケモンの中で回復技を持つ点に惹かれて採用。

めいそうとちょうはつ両採用のガチグマ以外には基本有利に立ち回れる。ガチグマとあくびを打ち合うようなら数的不利を取らせないようにニンフィアを寝かせて体力管理した。

ねがいごとした後にテツノカイナに下げるとテツノカイナの体力管理が出来る点も非常にシナジーを感じた。

個人的に受け寄りのポケモンにはテラスを切らずに相手のポケモンに対応して欲しいと考えており、ニンフィアはその要望にきちんと応えてくれた。

ただHB方面はペラッペラなので選出する構築は選ばないと腐りやすい、それ以外は高評価。

ランドロス(れいじゅうフォルム)
@とつげきチョッキ

テラスタイプ はがね

せいかく いじっぱり

努力値 H212 A36 B4 D252  S4

わざ じしん がんせきふうじ
   いわなだれ とんぼがえり

https://m.blog.naver.com/PostView.naver?blogId=terry8368&logNo=223253024489&proxyReferer=

こちらの記事から引用。問題あれば削除します。

サーフゴーに強い、ハバタクカミのでんじはをキャンセルできる特殊ポケモンへの駒として魅力を感じ採用。

テツノカイナとの相性補完も良いため自然にウーラオス+テツノカイナ+ランドロスのサイクルを形成することが出来た。

テラスタイプは原案通り、フェアリータイプと氷タイプ半減に加えて水等倍の鋼を選んだが構築のコンセプトは「ウーラオスにテラスを使う」である為、テラバーストを抜いて岩雪崩を採用した。

その結果構築単位で重めのゴツメカイリュー相手に有利に立ち回ることができた。
+αとして1サイクル目で雪崩連打して蜻蛉打てるターンに素引き→2サイクル目で打ち分けることでスカーフ偽装からのアドバンテージを握ることがしばしばあった。



テツノドクガ
@ブーストエナジー(C上昇)

テラスタイプ くさ

せいかく おくびょう

努力値 B4 C252 S252

わざ オーバーヒート ほのおのまい
   ヘドロウェーブ エナジーボール

選出画面でどくびし展開を相手に想定させることができる、またこちらが相手のどくびしをキャンセルする手段があることをアピールできる貴重な枠。

Sが上がるドクガも考えたが水オーガポン入りの構築に対して1匹で相手のサイクルを半壊させる必要がある為CSぶっぱにした。

打ち分け出来るなおかつ火力アップを実現させることが出来るブーストエナジーがとても強力、有利対面を作った後は安定択で相手に大きく負荷をかけていくことが出来るのが非常に好みだった。

ゴチルゼル
@こだわりスカーフ

テラスタイプ くさ

せいかく ずぶとい

努力値 H252 B252 D4

わざ サイコキネシス トリック
   いちゃもん ねむる

本構築のリーダー、出会えて良かった。
俺に愛を教えてくれたポケモン。

サーフゴーを除いた耐久ポケモン全てに強く出れる、トリックでスカーフを押しつけた後にいちゃもんを打つと相手は固定された技とわるあがきを交互に打つようになる。

ウーラオスを通す上で邪魔になるドヒドイデ、キョジオーン、チオンジェンに対して選出画面で半端ない圧力をかけれる。

最終日も2試合ほどこのポケモンを投げたせいで負けてしまったが、それの何十倍もこのポケモンが選出画面にいたおかげで拾えた試合があった。

このポケモンを絡めた選出パターンや選出についてはある程度経験値が必要であると考えた。選出については一番下に記載。

【感想】

⚠️以下感想文、本編とは関係ない。

最終日の朝、8時40分に家を出なければ仕事に間に合わないラストタイムリミットの一戦でここから負けた。

最後潜った時は己の全て賭けてた、最高にスリリングでめちゃくちゃおもろかった。

今期は3ROMで11日あたりから毎日仕事終わりに3時間〜4時間ほど潜って鍛えに鍛え抜いた。

9世代は構築に依る部分がかなり大きいと思うので(もちろん基礎のプレイングは必要だが)構築の強さにこだわって常日頃から潜り改善点を洗い出してたのが結果に大きくつながった。

片方溶けて保存しようか悩んでる時に通話してる人に「潜ろうよ!」って言われた時にヘラりすぎて疑心暗鬼に「なに?そんなに俺に溶かして欲しいの?」って言ってた俺が気持ち悪すぎる。

その後に潜って2分くらいしたら「あ〜これ負けたわ、すまん」って言いながらその試合勝って叫び散らかしてた俺もキモすぎる。

最終日以外は運負けや納得のいかない負けで嫌になる時はたくさんあるし、やめたくなる。でも最後の最後まで強いメンタルで戦い続けることにこのゲームの楽しさの本質は眠っていると思う。

対戦する楽しさはお金にも何にも変え難い、だからこそのめ込んでいく、これからも頑張るぞ!

【選出パターン伝授!!!】

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