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vol.24『公立現場に価値がある』

小学校は修了式が終わり、1年が終わろうとしています。
異動する人、残る人、去る人、来る人、様々な動きがありますが、SNSを観ていてふと感じたことを書きたいと思います。

学校現場を去った方々が外部から

様々な変化があり、学校または学校教育現場から去られる方がいます。
非常に優秀な人材がどんどんどんどん去っていく今の学校現場には、本当に残念な気持ちしかありません…が!
本当に残念なのでしょうか?

去られた方々は、自身の新たな夢に向かって進まれます。
本当に嫌なら、学校教育の欠片も出てこない異業種に行かれると思いますが、外部から学校教育に関わる仕事をされようとする方もいます。

つまり、学校教育ってみんな注目しているし期待をしているんです。
だからこそ、たくさんのチャンスがあり、外部と繋がることで、様々な可能性と面白さがある。

注目されるのは指導者ではなく子ども

ただ、少し気になることがあるんです。
学校教育の中心は、誰でしょうか?

そう!「子ども」です。
教室を作るなら指導者でありますが、
教室を創るなら子どもです。

子ども達が創ったものを、創った教室現場を、
指導者が注目されて、評価されて、出版したら…
その人は教室現場を作ってる人なんだなと思います。
作っているから認められたいのであって、
創っていたら子ども達と共に分かち合うと思います。

教室現場に価値がある

学校現場は、ヒト・金・モノが非常に乏しい場所です。
ヒト・金・モノがある私立もありますが、公立は厳しい現実があります。
しかし、厳しい公立だからこそ価値があると感じています。

一定の学力が揃っていて、教養が積まれていて、施設にお金とモノがある中だと、あたかも自分の力だと過信してしまいがちです。

でも、公立の教室現場は、担任の裸一貫で勝負します。
特に小学校は、何から何まで担任がやるので、影響力も責任もありますが、それだけ担任の力が顕著に現れます。

そんな現場で子ども達と共に創る。
子(co)が(-)創る(creation)
最幸ではないですか?

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