みなみあさがや映画ワークショップ
南阿佐ヶ谷にある枡野書店で、映画ワークショップを開催します。
「みなみあさがや映画ワークショップ」 講師:杉田協士(映画監督) 日時:11月26日(月)の11時から14時30分(開催終了しました。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。次回、決まり次第おしらせします) 場所:枡野書店(東京都杉並区成田東5丁目35−7/丸ノ内線「南阿佐ケ谷駅」から徒歩3分) 参加費:3,000円 定員:7名(先着順) 持ちもの:なし 打ちあげ:なし 年齢:何歳でも 同伴:ご家族などの同伴を希望する方はご相談ください 申し込み:このページのいちばんしたにあるアドレスまでメールを送信
内容:iPhoneやスマートフォンをつかって、ひとり1本ずつすごく短い映画を撮影して、みんなで鑑賞して、話をする
参加できるワークショップはありますかと、きかれることが重なってきました。以前は池袋のコミュニティ・カレッジや、定期的に依頼される場所での、一般の人向けの講座を持ったりしていましたが、いまはなく、ありますよと言える気軽な場所をつくろうと思い、歌人の枡野浩一さんに相談をして、枡野書店で開催することになりました。平日の日中に時間がある人向けになっています。
このワークショップの内容は、上に書いたようなものですが、その日どんな人が集まるかで、お題の出し方とか、すすめ方はかわっていきます。その日その場にいる人たちが、むりなくたのしめて、なにかを持ちかえれるような時間になればと願っています。
この映画ワークショップに参加するのに、映画を作るうえでの知識はいりません。どなたでも参加できます。ふだんの生活にちょっとあたらしい風を入れたい人がきたら、たぶんちょっと吹きます。映画をやっていたり、目指してる人がきても、きっと役に立ちます。映画での演技について考えたい人には、ヒントをわたせるかもしれません。他の表現をやっていて、すこし気分転換してみたい人がきたら、そんな場になると思います。映画における物語作りについて考えたい人にも、きっといいことがあります。それまで気づかなかったかもしれない自分の持ち味について知りたい人には、おすすめです。
10年ほどまえに札幌のワークショップで経験した話は、このnoteのいちばん古い記事に書いてあるので、興味があれば読んでみてください。
お休みの日もありますが、月曜日の枡野書店では、歌人の佐々木あららさんによる「夜の図書室」という漫画喫茶のような時間が、15時からはじまります。映画ワークショップのあとに、そのまま枡野書店ですごしてみるのも、きっといいです。
最後に、劇団のFUKAIPRODUCE羽衣の主宰である深井順子さんが、今回の開催に向けて寄せてくれた文章を載せて終わります。深井さんは、たまに劇団の稽古場に呼んでくれます。公演に向けての稽古がはじまって、あたらしいメンバーでウォーミングアップをしているくらいの時期に、出演者の人たち向けに映画ワークショップをやることがあります。
杉田さんの撮るもの。
湖のようで好きです。
誰1人いない湖のイメージ。
ひんやりとしててたまに風が吹くと木が揺れて。
寂しくはないんです。けれど1人を感じる。
けれど抱きしめられているような。
見えないものを見せてくれる人だと思います、杉田さんは。
ぜひみなさんそれを体感してみてください。
深井順子(FUKAIPRODUCE羽衣)
書き終えたこの記事を、確認のために枡野さんに送ったら、紹介文つきの文章を返してくれました。さらに追加で掲載して終わります。
杉田協士監督は、
世界をみる目の解像度の高さを
持て余しているような、
才能のかたまりです。
なのに優しい。
おとな。いつも歳上と感じてしまう。
拙著『ショートソング』の
いちばん凄いレビューは
杉田監督の文です。
読んでみてください。
http://masuno-tanka.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-ca17.html
枡野浩一
参加申し込み:①名前 ②年齢 ③それで生計を立ててるかどうかにかかわらずの肩書き ④育った街(転校が多かった人は、できたらどんな街を移り住んできたか) ⑤参加してみようと思った理由を簡単にでも 書いて、下のアドレスまでメールを送信してください。開催日前日まで受け付けています。
sugita◇lyssupport.com(◇を@に変えてください)
杉田協士(すぎた きょうし)プロフィール
40歳。映画監督。東京の日野生まれ、多摩育ち。長編第1作『ひとつの歌』、第2作『ひかりの歌』(2019年新春よりユーロスペースほか全国順次公開)ともに、東京国際映画祭の日本映画の部門に出品。『ひかりの歌』は今年の5月に韓国で開催された第19回全州国際映画祭にも招待。歌人の枡野浩一さんによる第4短歌集『歌 ロングロングショートソングロング』(雷鳥社)の写真を担当。短編小説『河の恋人』、『ひとつの歌』が文芸誌「すばる」に掲載。演劇関連では、撮影監督としてハイバイ『金子の半生』、FUKAIPRODUCE羽衣『浴槽船』に参加。指輪ホテルの公演ツアーを追ったドキュメンタリー映画『洪水』を監督。女子美術大学にて非常勤講師。
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