マガジンのカバー画像

2025教員採用試験対策 教職教養 確認しておきたい教育時事

12
教員採用試験対策として 毎年再確認が必要なものが「教育時事」です 教育に関する資料等は更新されていることもあるので 最新のものを投稿しています 令和7年度採用向けの教育時事をまと…
運営しているクリエイター

#教員

教育時事の重要トピック生徒指導の重層的支援構造を理解しておこうという話

教員採用試験の一次試験対策として 力を入れておきたい教職教養 教職教養は 適切に的をしぼることができれば かなりの確率で得点することができる と感じています 今回は 教育時事でも特に注目しておきたいトピック 「生徒指導提要(改訂版)」 (令和4年12月文部科学省) から、ここはしっかり理解して 覚えておくのがよいと 私が思っている 「重層的支援構造」について この部分だけを詳しく お話してみようかなと思います 生徒指導の重層的支援構造とは 生徒指導の重層的支援構造は 生

「生徒指導提要」はここをチェック令和7年度採用教採向け

生徒指導提要 教員採用試験を受験をする方にとって 知らない という方はいらっしゃらないほど 認知度の高いもの 今回は 令和7年度に教採を受験される方は どこを中心に確認をしたらよいだろう ということについて 私はこう思うという お話させて頂こうと思います 「生徒指導提要」とは 小学校段階から高等学校段階までの 生徒指導の理論・考え方や実際の 指導方法等について 時代の変化に即して網羅的にまとめ 生徒指導の実践に際し 教職員間や学校間で共通理解を図り 組織的・体系的な取組を

令和7年度教員採用試験対策としての「教師の働き方改革」はここを読んでみて

「教師の働き方改革」 このことについては さまざまな考えを見聞きしますね ここでは 令和7年度教員採用試験対策として 「教師の働き方改革」は どういったところを 読みとっていったらよいかな という話をさせていただこうと思います 教師の働き方改革とは 平成31年4月 働き方改革関連法が成立しました 教育界でも 平成31年1月 中央教育審議会から 「新しい時代の教育に向けた 持続可能な学校指導・運営体制の構築のための 学校における働き方改革に関する総合的な方策について」

令和7年度教採試験対策としてちょっと盲点だったアントレプレナーシップ教育

教員志望の方々 令和7年度採用 令和6年に教員採用試験を受験する方にとっては 一次試験はもうすぐ (すでに終わっている自治体もありますが) 落ち着かない日々を過ごしている方も いらっしゃるかもしれません そんな時期に 新しい用語をなんで? と思ったらごめんなさい けれど 心配しなくても大丈夫です この用語は これについて問われるというよりも 出題される文章中や選択肢の文章中に でてきそうな用語だなあ・・・ と思ったので ちょこっと読んでおいて いただけたらなと思い 今回

教員採用試験対策教育時事「いじめ」は教職教養で頻出の法規をあわせて覚える

いじめ 聞くだけでいい気持ちがしない言葉です ですが 一向になくなりません いつの時代も そして どの年代にも 起こり 心を悩ませる いじめ いじめは いじめられた と感じたら いじめ となります ここがはっきりと 定義されているのが いじめ防止対策推進法 (平成25年9月28日)です 今回は 教員採用試験対策としての 「いじめ」について 教育時事、教育法規両方の視点からお話します いじめ防止対策推進法|いじめの定義 まずは 必ず覚えておきたい いじめ防止対策推進

「情報活用能力」について|教育の情報化part2

今回は「情報活用能力」 について説明していきます 「教育の情報化の手引-追補版-(令和2年6月)」 においても 学習指導要領(平成29年告示) においても 重要用語となる「情報活用能力」 教採対策として どう理解しておけばよいのか をお話していきますね 学習の基盤となる資質・能力 現行の学習指導要領では 「情報活用能力」を 学習の基盤となる資質・能力 と位置づけ 教科等横断的にその育成を図ること としている、と 前回part1で記しました 学習の基盤となる資質・能力 「

教育の情報化についてはこの資料からが頻出です|part1

今回は、令和2年6月、文部科学省による「教育の情報化に関する手引(追補版)」という資料から重要なところをピックアップし、重要な理由も併せて説明しますね。 教育の情報化にかんする問題は、出題されることも多いので参考にしていただければと思います。 「教育の情報化に関する手引」とは 「教育の情報化に関する手引」は 学習指導要領の下で 教育の情報化が進展するよう つくられた手引書 学習指導要領とは 全国のどの地域で教育を受けても 一定の水準の教育を 受けられるようにするために

OECD生徒の学習到達度調査の結果について

2023年12月5日、OECD生徒の学習到達度調査(PISA)の調査結果が、文部科学省より発表されました。 今回は、この調査結果について、教員採用試験の観点からお話させていただきますね。 OECD生徒の学習到達度調査とは OECDとは、経済協力開発機構のこと。 このOECDが実施している「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野(実施年ごとに中心分野が設定されます)、そして生徒質問紙、学校質問紙による調査を「OECD生徒の学習到達度調査」といいます。 日

不登校令和4年度はさらに増加で過去最多。緊急対策の通知について

令和4年度の調査結果もありました 前回、令和3年度の調査では、不登校とされている児童生徒が、小学校及び中学校で約24.5万人、高等学校を合わせると約30万人となり、過去最高と文部科学省から発表されているとお話ししました。 今日、再度不登校について確認すると、令和4年度の調査結果も公表されていました。 さらに人数が増えています。 不登校に関する緊急対策 これをふまえて、文部科学省では、「不登校・いじめ 緊急対策パッケージ」について通知を出しています。 その中で不登校緊

教員採用試験対策知っておきたい「こども基本法」はここをチェック

令和5年4月1日、こども家庭庁が発足しました。それにともない、こども基本法も同時期に施行されました。 「こども基本法」。条文を読んでみて、少しモヤモヤするかもしれませんが、そこはさておき、教採対策として知っておきたい条文をピックアップしてみましたので、目を通してみていただければと・・。 こども基本法の目的 こども基本法は、日本国憲法および児童の権利に関する条約の精神にのっとって、全てのこどもが、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指して、こども政策を