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記野式:サクッと!ゲーム業界講座 9月後半号

こんにちは。東京ゲームショウ(TGS) 2022が終わり、ホッとしていたところ台風が連休を襲っています。秋の長雨と言いますが、スカッとドライな秋はあっという間に過ぎ去り、いきなり冬が到来するのでは?とドキドキしています。

2022年9月15日~18日までの4日間、幕張メッセで開催されたTGS 2022の総入場者数は13万8,192人。コロナ前の最後のリアル開催だった2019年には総入場者数は26万2,076人だったので、約半分という感じでしょうか。

ドイツのGamescomもコロナ前の2019年には37万人超、再開された今年が25万人超ってことですから。もちろん増えるわけはないのですが、マスクもしないポストコロナを謳っている海外に比べてまだまだ緊張感が続く日本でのこの数字は大したもんです。私としては大盛況と称してもいい気がしています。

さて、後半号ですので8月のアメリカ市場NPDデータを中心にお送りしますが、これに加えて欧州の8月ランキングデータ、世界の8月モバイルゲームランキングデータも上がって来たので合わせて報告しますね。

その前にまえがき!海外のゲームジャーナリストへの調査報告のニュースが舞い込んできました。これは、海外のメディアでどうやって自社タイトルを取り上げてもらうかのヒントになりますので丁寧に解説していきたいと考えています。

今回の為替レートは1ドル=143円で計算しています。

<記野式まえがき:海外ゲームジャーナリスト事情・どうしたらウチのゲームを海外メディアが取り上げてくれるのか?その1>

ゲームPR会社Big Games Machineが印刷物、Web、ビデオ、ラジオなどのメディアで活躍する160人以上のビデオゲーム専門ジャーナリストに対して行った調査結果を発表しました。

自社のゲームタイトルを海外メディアで記事としてどう取り上げてもらうかのヒントになりますのでぜひご覧いただきたくまとめてみました。長いので10月前半号で「後半」を公開しますね。

1.プラットフォーム

この調査に参加したジャーナリストにレビューするゲームの対象プラットフォームは?と質問したところ、PCが最も多く(86%)、次いでNintendo Switch(84%)、PlayStation 5(76%)、Xbox Series X/S(67%)でした。VRプラットフォームにアクセスしているのは回答者の35%のみです。

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