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趣味で詩を書き始めました。
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#共依存

【詩】お守り

お母さんがくれたお守り ずっと握りしめて 生きてきた お母さんの 「あなたはいい子だね」 という言葉 わたしがずっと大切にしてきたこと 「いい子でいれば わたしは大丈夫」 でも あるとき いい子でいることがつらくなった 自由に気持ちを表現したい 自由にどこかへ行きたい 自由に決めたい お守りが「呪い」になった いい子でなければ いい子でなければいけないのに 本当のわたしは 自由を望んでいる ねえ お母さん お守りを手放していいかな

【詩】親

両親は わたしが期待するような親ではなかった 好き勝手に行動して 好き勝手なことを言う 親ってそういうものなんだっけ 親って 子どもを想って行動して 子どもにあたたかい言葉をかけて もっと愛情を注いでくれるのだと 思っていた なんで自分の親は こんなにわたしにつらく当たるんだろう わたしは愛されていないのではないか もっとがんばらなきゃいけないのかな そんなことが頭をもたげるけれど あの子は何にもしていなくても 愛されている わたしだけ な