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注目を浴びている毛髪再生療法!共立美容外科の施術も紹介

こんにちは。共立美容外科の磯野です^^
今回は、近年注目を浴びている毛髪再生療法についてお話したいと思います!

一度髪が薄くなると、ウィッグを被ったり植毛をしたりして毛量を増やすしかなかった時代がありました。
しかし近年では、若い頃からの薄毛は病気であるとし、AGAやFAGAといった診断名がついたり専門のクリニックが現れたりと、薄毛に関する治療が非常に進んでいます。

今では薄毛治療の研究がさらに進み「再生医療」によって毛量を増やす治療方法ができました。

毛髪再生療法とは

毛髪再生療法とは、傷ついた機能や組織などを修復したり、細胞を活発化させたりする幹細胞やPRP、成長因子というものを使って治療する方法です。

再生医療は根本的治療になりますので、発毛や育毛の効果が期待できます。徐々に修復や活発化を行いますので、効果はゆっくりと現れます。

毛髪再生療法の種類

毛髪再生療法は主に3種類あり「幹細胞再生療法」「PRP再生療法」「HARG再生療法」があります。
それぞれに治療のために使用するものや薄毛を改善するプロセスなどが異なり、メリットやデメリットも異なります。

まずは「幹細胞再生療法」「PRP再生療法」「HARG再生療法」の、3種類の特徴について解説していこうと思います。

幹細胞再生療法

幹細胞再生療法は、ヒトの皮下脂肪から抽出した幹細胞を使用して行う毛髪再生療法です。

施術方法としましては、施術に行われる幹細胞を患者さんから採取し、それを専門の機関で培養して患部に注入するといったものになります。

人の細胞や血液は、常に新しいものに生まれ変わっています。失った細胞が減り続けると危険ですので、失った分の細胞を新しく生成して補完していく、その役割を「幹細胞」が担って行ってくれているのです。

幹細胞にはたくさんの種類がありますが、大きく分けると決まったものに再生する「組織幹細胞」と、さまざまな細胞に分化・変化できる「多能性幹細胞」とがあります。

これらの幹細胞の特性を生かし、毛量を増やしたり健やかな髪にするのが「幹細胞再生療法」なのです。

PRP再生療法

PRP再生療法は、PRP(多血小板血漿)という血小板を濃縮させたものを使って薄毛を改善する再生医療です。

PRP再生療法は厚生労働省からの認可を受けたクリニックだけが行える施術です。

PRPは、患者さんから採血した血液を遠心分離機にかけて赤血球と血小板を分離させ、上澄みの血小板のみを抽出したものです。

PRPには「TGF-β(トランスフォーミング増殖因子)」「PDGF(血小板由来増殖因子)」「VEGF(血管内皮増殖因子)」「EGF(表皮増殖因子)」「ILGF(インスリン様成長因子)」といったさまざまな成長因子が含まれています。
それぞれの働きは、次の通りです。

TGF-β(トランスフォーミング増殖因子)
結合組織形成の誘導、上皮細胞増殖、血管内皮細胞の増殖、創傷治癒

【PDGF(血小板由来増殖因子)】
幹細胞の分化、マクロファージ・繊維芽細胞の誘導細胞増殖、コラーゲン産生、血管新生

【VEGF(血管内皮増殖因子)】
血管内皮細胞の増殖、血管新生

【EGF(表皮増殖因子)】
細胞の分化・増殖促進、創傷治癒

【ILGF(インスリン様成長因子)】
創傷治癒

それぞれの成長因子が力を合わせてそれぞれの役割を果たすことで、薄毛の改善を目指すのが「PRP再生療法」です。

HARG再生療法

HARG再生療法は、人の体内にある再生能力が備わったタンパク質などの成長因子を使って薄毛の改善を目指す治療方法です。

HARG再生療法は「日本医療毛髪再生研究会」の認定を受けたクリニックでのみ受けられる施術となっており、遠方まで通院をしなければならないこともあります。

使用される成長因子には「AAPEパウダー」「HARGカクテル」の2種類があります。

【AAPEパウダー】
HARGカクテルや、健常なドナーから採取した幹細胞のタンパク質からなる成長因子を冷凍乾燥させたもの

【HARGカクテル】
成長因子の働きを制御する作用を持つサイトカインや成長に必要なビタミン・アミノ酸など150種類以上の成長因子を含んだもの

これらの成長因子を患部に注入することで本来の髪の生え変わりの周期を取り戻し、薄毛の改善を目指すのが「HARG再生療法」です。

毛髪再生療法のメリット

毛髪再生療法のメリットは、次のようなことが挙げられます。

  • 根本的な薄毛の原因の改善が可能

  • ゆっくりと髪が育つためナチュラルな感じで改善を目指せる

  • アレルギーや拒絶反応を起こす心配がない(幹細胞・PRP再生療法)

  • 男女ともに施術を受けられる

  • 傷跡が残りにくい

  • 日帰り施術のため入院が不要

  • 抜け毛予防の効果も期待できる

毛髪再生療法のデメリット

毛髪再生療法のデメリットには、以下のようなことが挙げられます。

  • 即効性は望めない

  • 保険が適用されず費用が高い

  • 施術後しばらくは痛みや違和感を感じる場合がある

  • 効果に個人差がある

  • かかっている疾患や妊娠中・授乳中など一定の人は施術を受けられない

共立美容外科が行っている毛髪再生療法はこんな感じです!

共立美容外科は、美容整形や美容医療の施術だけでなく、実はAGA・FAGAの治療・予防の施術も行っています。

ミノキシジル注射

発毛にいいとされているミノキシジルを患部に注入し、発毛・育毛を図る施術です。

AGA治療薬としてよく使用されているミノキシジルですが、飲み薬だと体中に作用するため、頭皮のみに効果的に作用させることができません。

ミノキシジル注射は、患部に直接注射することができますので、頭皮のみに作用させることが可能です。

HARG療法(AAPE® Powder v2.0)

ヒト脂肪幹細胞由来サイトカイン製剤を、直接頭皮に注入するHARG療法です。

個人差はありますが、毛乳頭細胞を修復して髪の毛の成長を促す効果が期待できます。

HARG療法(BENEV BENEV GF Hair Care Complex PLUS)

スキンスタンプという140本の針がついた医療機器で、BENEV GF Hair Care Complex PLUSを頭皮に注入するHARG療法です。

「BENEV GF Hair Care Complex PLUS」は、アメリカのべネブ社が開発した成長因子で、育毛を促す効果が期待できます。

AGAやFAGAは、ストレスや生活習慣、ホルモンバランスの乱れなどが原因で起こるとされています。
特に日本人は働きづめの方が多くたくさんのストレスを抱えやすい社会にいますので、AGAやFAGAに悩む方が少なくありません。

メリットやデメリットを理解し、施術の特徴を知った上で治療を検討いただければと思います。

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