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コーヒーに別次元へ連れて行かれた話

唐突ですが。

コーヒーを飲んだんですけど、コレは文字に残しておくべきだなーと思ったので久しぶりに書いてみてます。

2020年、何かとあって、かれこれ数ヶ月間自宅で過ごす時間が長くなっているので(むしろ家からほぼ出てません。買い出しのスーパーぐらい。)、コーヒーを家で淹れる量が増えたんですね。
まあ折角なので色んなロースターの色んなコーヒー豆を試してるんですけど。
平日休日問わず淹れ倒してるので財布が痛いです。

で、今更説明するまでも無い、サードウェーブコーヒーの祖 ブルーボトルコーヒーの豆を飲んでみようと思って。
有難いことに知り合いに中の人がいたので、オススメのコーヒー豆を聞いてみたところ、以下のアドバイスを頂きました。

基本的には浅煎りのブレンドが多いが、
・がっつり濃いめであればHayes Valley Espresso
 →ほんのりスモーキーで、ほろ苦いチョコの甘い余韻が続く感じ
・あまり濃い目ではないがオススメはBella Donovan
 
→ベリーの香りが特徴的で、ワインっぽい上品なコーヒー

ありがとうございます!!!!!

ちなみに僕は顔に似合わず我が強いで有名なので、「酸味が少なめで浅すぎないのがあれば」とサードウェーブコーヒー代表と言っても過言では無い相手には非常に無礼なリクエストです。

という事で両方買ってみました。ローストしたて超フレッシュです。

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Bella Donovan ベラ・ドノヴァン
Notes of: Raspberry, Chocolate, Molasses
Hayes Valley Espresso ヘイズバレー・エスプレッソ
Notes of: Baking chocolate, Orange zest, Brown sugar

新しいコーヒー豆の袋を開ける瞬間って何であんなにワクワクするんでしょうか?
クリスマスの朝にプレゼントの包装紙を開ける時のあの感じ。

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Bella Donovanは色も明るく、豆の大きさは結構バラついてました。ブレンドならではですね。
写真だと若干見にくいですが、Hayes Valleyの方が見るからにダークカラーです。

香りでいうと、Bella Donovanは嗅いだ瞬間に
「ブルーベリージャム!!!」と叫んだぐらいベリー系のフルーティーな香り。好き。。。
Hayes Valleyはスモーキーで、でもあまり重くない印象。
最近新しいコーヒーを飲むたびに妻と感想を言い合うゲームをしてるんですが、「かつお節みたい!」と言ってました。言われてみれば確かに。


さて、いつもはChemex派なんですが、折角本腰入れて味わおうと思ったので、コーヒープレスで淹れることにしました。

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こういうやつです。

コーヒープレスは某緑色のコーヒー屋さんでお世話になってたときに買ってから愛用してます。かれこれ7年目のお付き合い。
油分や雑味など少し丸くさせるペーパードリップに比べて、金属フィルターで豆を濾すコーヒープレスだとコーヒー豆本来の味、良さも悪さも含めてダイレクトに抽出されます。しかも挽いた豆を入れてお湯を入れて待つだけ。


実食!!!(実飲)

Bella Donovan
好き!!!文字通り上品!!
高級なバニラアイスみたいなコクのある甘みと、やっぱりブルーベリーを感じさせてくれる香りが鼻を通り抜ける。ただ上品なんだけど、喉で感じる酸味もあるかな。アジア系のコーヒーっぽさ。美しい薔薇にはトゲがあるからね。?

Hayes Valley Espresso
スモーキー!コーヒーの感想書いておいて本当にセンスないの自覚した上でなんですけど、「激ニガ」って口からこぼれてしまいました。ただ意外と後味は軽くて、口の中で嫌な苦さが残らない感じ。
どうやら店舗で出されるエスプレッソは基本コレみたいで、確かにミルクと合わせると、ミルクに負けない風味、でもミルクのコクを尊重するんだろうな、と予想。


いやー。楽しい。
コーヒーの飲み比べ、ときたら次はあれしかないですよね?
フードペアリング。
僕は某緑色のコーヒー屋さんの回し者なので、フードペアリングとは何かについてここにリンク貼っておきます。
https://www.starbucks.co.jp/pairing/coffee.html?nid=mm

実は、今朝普通にスーパーに買い物に行ってて、シンプルに美味しそうだったケーキ買ってたんですね。
イチゴが乗ってたんですけど。

Bella Donovanとの相性抜群すぎて二度目の感動。

たまたまベリー系のコーヒーで、たまたまイチゴの乗ったスイーツ。ツイてるな。
フードペアリングでベストマッチの経験したことある方にはこの感じわかってもらえるかと思うんですけど、コーヒーとフードが引き立て合いすぎて別次元に突入してる感じ。
真夏の高温多湿の中外から帰ってきて、クーラーの風に当たって冷たい麦茶飲んだ時の、性感にも勝るアレです。伝わりますか。

そういうわけで、改めてフードペアリングの楽しさを感じました。

それ以上に、久しぶりに唸るほどの好きなコーヒーに会えたので感動しています。

日本でもかなり店舗数の増えたブルーボトルコーヒー。
もし次のコーヒー豆何にしようかなと考え中の人にこの思いが届くのであれば、一度試してもらいたいです。
個人的には深めのローストで酸味も少ないコーヒー、フルーティーよりもチョコ強めな感じが好きなんですけど、久しぶりにベリーに心打たれました。

「ベリー」がコーヒーの香り・味を表現する時によく使われるのは知ってたんですけど、何がストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、、、その他諸々のベリーらしさに繋がるんでしょうか。
今回で言うと、公式にはラズベリーと表記がありましたが、個人的にはブルーベリージャム(ブルーベリーしか知らないからか?)の香りを感じて、ストロベリーとの相性も抜群でした。面白いなあ。

ちなみにブルーボトルコーヒーとは一切の利害関係はないですが、もう自称青いコーヒー屋さんの回し者です。


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美味しかったなあ。


終わり

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