KYOKO、囲碁をはじめる。

2021.11.5、蠍座の新月の日に、囲碁をSTART。

私が囲碁をやる理由
・自分を見つめなおす
・大きな変化をする
・正反合の「合」を自分の力で見出す

私が囲碁をはじめると言ったら、
いろんな人から全く同じように聞かれた。

「なんで?」って。(笑)

そりゃそうだ(笑)

囲碁の存在は知っていたし、
囲碁の先生も知っていたし、
なんだかきっといいものなんだろうな~って。
この1年半はずっと思ってた。

けど、「今」習うべきものかというと、
それまでの私の答えは「NO」だった。

だけど、どうしてそれが「YES」に
変わったのか?

そのきっかけをくれたのは、子供だった。


今年の9月、10月。
これという悩みは特にないけれど、
なんだか心が晴れず、心は常に曇って、
モヤモヤしていた。
理由を聞かれても自分ではよくわからない
けれど、何をやっても、スッキリしない。

そんな時に、息子が、やらかした。

学校から電話が鳴り、聞けば、学校の帰り道、
友達と悪さをし、友達まで傷つけたという。
え?それほんとにやったのうちの子?
ってくらい、全然信じられなかった。

帰宅した息子に聞くと、すべて事実で、
聞けば「楽しそうだったから。」
「(傷つけた友達のことが)邪魔だと
おもったから。」という。

息子に怒り、相手方の親御さんにも謝罪へ
行く始末。

どうして?
なんでそうなった?
考えたら分かることなのに?
今までそんなことするような
キャラじゃなかったよね?

なんで?って。

最近の息子について、夫婦で話し合い、
1人でもしばらく考えた。

思い当たる節はいくつかあった。

そのひとつに息子はあまり学校のことを話して
くれず、学校の様子はほとんど分からなかった。
聞くと、返答はいつも「なんでもない。」
「わからん。」「忘れた。」だった。

お喋りだった息子がいつしか、全然話を
してくれなくなっていたのに気が付いた。


少し前に、息子とはこんなやり取りがあった。

いつもどこか不満気な表情の息子に、
なんとなくこう声をかけた。

「いつも何か言いたそうな顔してるけど、
どおしたの?言ってみていいよ。」

そしたら息子からの返答は、
「ママと一緒に遊びたい。」
「ママと一緒に○○して一緒に遊びたい。」
と素直な気持ちを言ってくれた。

その日は、息子の大好きな電車を見に行ったり、
噴水でずぶ濡れになって遊んだり。
それなりに遊びにいったりしたのだけど。

そうじゃなくて、ママと一緒に何かをして
遊びたかったと。
いつもいろいろと我慢していたらしい。

薄々気づいてはいたけれど、忙しさと、
自分のやりたいことばかりを優先していて
きちんと向き合ってあげられていなかった。

お人形遊びの相手がいなくて、
いつもどこか心細かった小さい頃の自分と
同じ気持ちだったことにハッとさせられ

そこから家事も片付けも、
途中だけど全部やめて
子どもが寝るまで、久しぶりにずっと
子どもたちとベタベタした日だった。

それからまた気が付けば、忙しい日々。
その数週間後に、息子やらかし事件。


原因は、母親である私だ…


それから息子との時間を作り、目を見て話す。
無事に家に帰ってくるのを、時計や通学路を
遠目から見ては心配しながら待つ毎日。

そんな風に、子どもと向き合う時間を
意識してとるようにしたら,
息子は少しずつ、学校のことも
話してくれるようになっていった。
家にも真っすぐ、遊ばずに帰って
くるようになった。

息子に向き合う時間と、目標達成のために
もっともっと前に進みたい自分の気持ち。

どっちも大切で、どちらも優先したい。

その時間の使い方が、優先順位が
コロコロと変わってだんだんまた崩れてきて。

いろいろな人の話を聞いたり、
じゃあ自分はどうする?
って考えれば考えるほど、私の頭の中は
ぐっちゃぐちゃになっていった。

家の中も、夫との雰囲気も、ぐっちゃぐちゃ。

良くなったり、すぐキャパオーバーになったり。
いつもいつも、同じことを繰り返して
ばかりの自分。

自分が変わらなきゃ、何も変わらない。
じゃあどうやったら、変われるの?
自分を変えるには、今何をどうすればいいの?
そう思ったとき。


周りを見渡したら、目の前に「囲碁」と、
それを教えてくれる、囲碁の先生がいた。

もちろん考えて悩んだ。

でも習うなら、変わるなら
「今だ!」ってなった。

だから、私は、囲碁をやる!

って、誰に相談することもなく、
教えてもらえるとも限らないのに
勝手に自分で決めていた。




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