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人を観る目、欠点探しになっていませんか。

人をね、観るときに、あの人あそこをもっとこうしたほうがいいのに、って思うか、へ〜あの人そんなことに興味あるんだ、と観るか。もうこれって習慣化しているわけですよ。ついつい欠けているところをみてしまうか、その人の興味のあることを探す目線なのか。

特に子育てをし始めると、どうしてうちの子は他の子は出来ているのにこんなことが出来ないのだろう、ってついついなると思うのです。先日もそんなお子さんのことを相談しにきたお母さんがいらっしゃいました。

どちらかというと自分本位で自分の話しばかりする、人の話しを聞かない。きっとコミュニケーション障害があると思うのですけれど、レッスン等はしてもらえますか?と。「自分本位」という言葉が出てきたのですが、なんたって小学校1年生になったばかりですよ〜

もともとインターナショナルスクールに通っていたので英語が母国語のように話せるし、先生方が外国の方だったこともあり感情表現が豊か!こ、この子を、自分本位なんです、というお母さん…ではどうしてインターナショナルスクールに入れた?と。。そりゃ、もう普通より個性豊かに育ちますよね。どちらかというと自分を表現することを重視しているところで幼少期を過ごしたことで、とっても表現力豊かに育っていました。

さて、これのどこが問題なんでしょうね。

お子さんの話しを聞いていると、こんなことがあって私はこ思うの〜やこれとこれはこうだと思うの!などなど、自分が感じること、想像することをいっぱい話してくれます。もうね、イマジネーションがあふれてきているのです。これって、出来ない子は出来ないのですよ。想像力をすぐに鍛えようと思っても出来なかったり。それが、こんなに楽しくあふれていることに、どこが問題だと?

きっと、こうしなさい、あーしなさい、といった「言うこと」を聞かない、が自分本位とお母さんが勝手に決めてしまっているのですよね。あ〜勿体ない!!ある場面で、言うことを聞いて欲しいときには、伝え方があります。命令では子供でさえ言うことを聞きません。なので、お母さんは〇〇ちゃんが話しを聞いてくれないと困るな〜、聞いてくれるかなぁ?とはじめに伝えれば良いのです。そして、「お願い」をすれば良いのです。命令をしなければ、お母さんのお願いは聞いてもらえます。

ここがダメ、あそこを直して欲しいと思うのは、逆にお母さんの「自分本位」なんですよね。。小さい頃から個性爆発している子は、伸ばして欲しいな、と思うのです。

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