なににせよ、身体はあった方がいい。
昨今、頭に頼り過ぎのきらいがある。
面白い、頭いい、センスある、かわいいなど、首から上の褒め言葉、ちょっとおおい。
もはや首から下を切り落として、みんなでゆっくり霊夢フォルムになってもあんま変わんなさそうとさえ思う。
とはいえ、首から下を切り落とすと、ふつうに死ぬ。一発で死ぬ。現状、人は脆い。
もし今後、ホルマリン溶液の中で首から上だけで生きられたとしても、ぼくは身体あったほうがいいな。ないよりあった方が便利だし。移動とかできっし。
移動、けっこう好きだ。ひとつの場所でこんこんとしてると、しばしば身体を軽視してしまう節、僕にもあるし、なんなら顕著だ。
そういうときに頭を働かせると、考えが低血圧、冷え性、貧血って感じになる。サッと青ざめるようなとこまで至る時もある。いくら正しくても不健康なのはあんまよくない。
ひとたび動くと血流が回って、心拍が動いて、自分の生き物性に気付く。走るのはなおよい。息苦しさ、脇腹の痛さ、口の中に広がる血の味で自分の身体の構造みたいなのわかる。
頭との繋がりもわかる。視野が広がるし、妥当なところに着地したり、新しい角度がついたりする。頭も身体の一部に過ぎないなと思う。身体はどこも大事だ。
そういうわけでマラソンに興味がある。より具体的にハーフマラソンに出てみたい。
もちろん生き物性を感じたいからという動機だけじゃない。流石に生き物性を感じたいから一本でハーフマラソンやりたいは考え方が頭過ぎる。体力とかもあった方がいい。
もし、マラソン有識者、走りたい人々などございましたらご連絡ください。走りたいですね〜って言い合うなどしよう。