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2023年日本酒事業振り返り

2023年も残りあとわずか。師走をむかえ2018年1月にサケ・ラバーズ株式会社を立ち上げて以来、無我夢中で全速力で走ってきた感があります。紆余曲折はあったものの、6期目も後半になりましたが、なんとか事業を継続できていることに感謝しています。

皆さんになんで日本酒の事業を始めようとおもったの?とよく聞かれますが事業計画とか目標を明確に作っていたわけでもなく、衰退している日本酒業界を支援したいという思いから始まった事業でした。最初の3年間はまさにボランティアのような状態だったと思います。ほぼ無給でよく働きました。NPO団体設立したんだったかな、と思ったこともしばしば。今では給料はもらっているものの最初の3年は給料はないし、このままどうなるんだろうと正直不安だったことを思い出します。コロナが始まり、ビジネスの見通しがたたず酒蔵もどんどんつぶれていく中で、私たちはオンライン酒蔵ツアーをはじめました。思えばコロナが始まってからかなり最初のほうからオンラインミーティングなどをはじめたほうでした。かなりの数(70回くらい)オンラインイベントをコロナ禍で開催しましたが、この時にインポーターさんとつながったり、企業の余暇や接待に使っていただくようになったり、思わぬところからのオーダーがはいるようになったのも事実です。
2023年はシンガポールに2度いきましたが、これもオンラインイベントに参加してくれたシンガポールのインポーターさんが取り扱いを増やしてくれたり酒祭りに一緒に出展したりしたからです。コロナ禍で輸出先も台湾 香港 シンガポール、カナダ、ドイツと増えたり、日本で最大のホテルチェーンさんのPB制作に関わり卸売りでホテルや旅館に納品したりと取り扱いも増え、コロナ後のインバウンド事業復活にともない、酒蔵見学ツアーの依頼や築地サケサロンのティスティング体験なども旅行代理店からも依頼され、毎日申し込みがはいるようになって忙しい毎日をすごしています。これ以上事業を増やすのであれば、もっとアルバイトをやとうか雇うしかないので、ほどほどに頑張ろうと思っています。
2024年も実り多い年になりますように。乾杯!

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