開腹手術記～子宮腺筋症・子宮全摘出（術後5日後）

1月2日日曜日。
院内のコンビニは短縮営業で再開。
病院はまだまだ休診なので静かでヒンヤリしている。

ただ、急性期総合病院なので、毎日何回かは必ず救急車のサイレンが聞こえてきた。

流石に日曜日だからか、初めて主治医が部屋に来なかった。緊急入院もなく、4人部屋には私ひとり。

コンビニまで歩いたり、一階フロアをグルグルしたり、計3回院内散歩をした。それでも4000歩には届かなかった。明らかに接種カロリーがオーバーしている。腸を動かす事や回復の事を優先してしっかり食べていたが、流石に食べる量を調整するようになった。といっても、お米を残すくらい、おかずは綺麗に頂いた。

とても久しぶりにこんな電話を見たので、思わずパシャリ☎︎ もしや、コンビニにテレフォンカードも販売してるのだろうか。

入院生活が１週間にもなると、背中の痛みや肩の凝りが蓄積されていく。ペットボトルで背中トレをしてみる。思っていたよりも早く、上半身の筋トレは軽めになら始められそうだ。

この日の回復具合は、なんといっても起き上がる際の体勢だ。

前日までは寝転んだ状態から起き上がるのは、カラダを横にしてから上側の手でグッとマットを押して、下側の手でお腹を保護しながらという方法だった。この日は仰向けのままで、両腕の肘をマットに押しつけて起き上がる事が出来た。この回復は自分でもとてもビックリしたし嬉しかった。

そして手術翌日に下29を叩き出した血圧が、ここ数日は上が110くらい、下が70前と標準値になっていた。私といえば低血圧でこの歳まできていたが、子宮全摘すると血圧まで改善するのだろうか...。

ヘモグロビン値も間違いなく正常になってるだろうが、これはまだ見せてもらっていない。

退院は2日後の予定だが、その前に抜糸ならぬ抜鉤(ばっこう)という儀式が残っている事に今更きづく。手術の傷口は医療用ホッチキスみたいなので留めてある。看護士さんに聞くと、たいてい退院前に取るという。想像するだけでも痛そうではないか汗

そんな小さな不安が蘇ってきたこの日の夜ご飯。

ハンバーグが出てきて、わーい！なんて思ったのは何年ぶりだろうか(笑) シーザーサラダはキャベツ、ハム、炒り卵？、小さく刻んだチーズで、これは絶対真似しようと思った。

明日は主治医の診察がある。ダメ元で退院を一日早められないか聞いてみよう。手術の説明の時に、そういう事もあるといっていた。もちろん、検査結果や回復が問題なく順調ならという条件つきだか。

時間はそれなりに過ごせるが、なんせ自分のベットでぐっすり眠りたい。ただ、それだけだ。