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Vol.9 ゾーンセラピー

なんせ、足つぼの反射区は60か所以上あるので
全部覚えられません💦
という声を最初の頃はよく耳にします。

セルフケアをするだけなら、
別に覚える必要はないと思っていますが、
覚えるコツだったりは多少なりともありますので
私なりの覚え方をご紹介します。

まず、足つぼのような反射療法は
「ゾーンセラピー」の考え方を取り入れます。

縦のゾーン

ふーんで終わってしまう資料の一つ

全身を縦に割った時、
例えば耳の不調がある場合は、
5番のラインで調整するとよいという考え方。

臓器や器官の「反射ゾーン」を指でくまなく刺激することで
血液やリンパの流れをスムーズにし、人間が持っている自然治癒力を本来の状態に戻すという考えを基本とした健康法です。

足の反射区で言うと、
耳は小指に当たります。そのため、実際の耳の位置と、足の耳の反射区が呼応しているといえますね。

実はこの図、どういう風に使うかというと、
反射区を覚える時にこの概念が頭の中にあると、
うっかり変なところを間違った反射区と判断しなくてよくなります。


よく間違えられる反射区の一つに
「鼠径部」「痰を切る」という反射区の位置。

よく、え??どっち?!となりやすい反射区です。


実際の場所をその時思い浮かべると簡単なんですよね。

鼠径部は、内腿のパンツのゴムの線あたりに


痰を切るということは、
喉の中心に存在しているのですが、

上記のゾーン分けの概念を知っていると
足の真ん中と内側、どちらの反射区がどちらにあるのかは
明確になります。

ゾーン分け、というのはそういう使い方も可能。


横のゾーン

ちなみに、縦割りだけではなく、
横割りもできます。

これわかりやすいですよね。

例えば、胃腸系の不調が気になるとなると、
つちふまず辺りの腹腔部を触るとよかったり、
そのあたりに不具合が発生しやすくなります。

逆に頭痛があったり、
耳鳴りがしたりなど頭部の場合は指回りを触るといった感じです。

ゾーンというのは、
縦軸と、横軸、カラダの臓器・器官の各反射区が足裏にそのまんま
ずっぽりと入り込んでいると考えるのが一番わかりやすいですね。




たになかちよ/足の記録帳 足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー 足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。