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あなたの知らない足つぼの世界

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今、足つぼのやり方はどこにでも落ちています。ところが「本当にこれであってるのか?」という声がとても多いので、参考になる記事をまとめています。
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#足つぼマッサージ

Vol.16 どれくらいの圧で押せば「正解」なのか?これがわからない本当の理由

以前、どれくらいの圧で押せば「正解」なのか? 指標的な私の考えをVol.12にまとめていますので、先に読んでいただくと より理解が深まります。 人の足に足つぼを施すタイミングが来た時、 この質問が急に増えてきます。 (多分、セルフの時は単に緩めてるんざましょねw) (そして足裏にタコができるこのオチ) そりゃそうでしょう。(笑) 「痛い、止めて」とか言われるんでしょうね。 原理原則は、 先の記事に書いていますが、 この「痛いやめて」といわれたとき、 まだ自分の技術に

Vol.15 「セルフケア」で皮膚が角質化してしまうのですが、続けていいのでしょうか?

我流でセルフケアをしている初心者によくあることの一つ。 皮膚が角質化してしまった・・・。 折角足裏の状態を良くしようと揉んでいるのに、 角質化なんて、もってのほかですよね。 はいはいはい! これは揉み方に問題があるんです!足裏を揉む際に、 棒を使って揉む時の鉄則は 「滑りをよくするためにクリームをつける」 「しっかりと反射区に圧をかける」 この二つ、しっかりと守れていますか? 些細なことと思うかもしれませんが、 全ての行程に意味があるのです。 一つ一つを漏らさず、

Vol.14 左右差に着目しよう

「左右差はない方がいい」 と思われている方が多いと思います。 残念ながら、 左右差はあって当たり前です。 そもそも カラダの臓器を確認しても、 右にある臓器、左にある臓器 それぞれ異なり、 左右対称に同じ臓器が、同じようにあるわけではありません。 肝臓は右側寄りに存在し、 臓器の中で最も重量があると知っていれば、 単純に考えると右に重心が乗ってしまう確率が多いといえるのではないか? 大腸だけを見ても、 右側は大腸の初期部、左側は最終コーナー部が存在するため 便の形状

Vol.12 どれくらいの圧で押せば「正解」なのか?

セラピスト初心者さんのお悩みの一つ。 どれくらいの圧で押せばいいのかわからない。 思いっきり押したら「痛いだろうし・・・」 でも、なぞるだけでは「スッキリ感が少ないだろうし・・・」 初心者・入門編の方が必ず通る道です。 「痛すぎたらどうしよう?」 「どれくらいの圧を掛けたら、どれだけの痛みがでるの?」 足ツボで、痛みが発生するメカニズムとして この掛け合わせが基本的に存在しています。 施術者側が足裏にかける「圧の強さ」 そして 「お客様の足の状態」 これの掛