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2020年J2 第3節 アビスパ福岡 vs V・ファーレン長崎 小ネタまとめ

先日行われましたJ2第3節、アビスパ福岡とV・ファーレン長崎の試合における小ネタを紹介するという記事を書いてみたいと思います。

どうしてこんな記事を書いてみようかというと、最近僕は地元のソフトバンクホークスの試合を観ているんですよ。野球観戦も初心者なので「試合のどんなところを注目して見ればいいのか」って案外わからないんですよね。

でも例えば「今宮選手はもともとピッチャーで、甲子園でも注目されてた選手」だとか「甲斐選手は育成選手だったけど、そこから這い上がって1軍に定着してる」といったような小ネタがあるだけで、野球を見る楽しさがぐぅーんと上がったんですよね。

そこはサッカーでも同じだと思っていて、「よくサッカーを観戦する人にとっては当たり前の情報だけど、年に数回しかサッカー観ませんという人に向けてのこの試合の面白さや小ネタを紹介する」というのをやれば、きっとサッカーの面白さにもっと触れてもらえるのではないかと考えたんです。アビスパ福岡をよく知ってる人からすれば当たり前のことばかりだと思いますが、どうかお付き合いください。

また注意点として、この記事中には「サポーターはこう思っている」という書き方をしている箇所がありますが、私がツイッターでフォローしているアビスパ福岡サポーターの方々の意見の中でその事柄に関するツイートが多いと感じたことであり、サポーター全体がそう考えているのではないという事を考慮してご覧ください。


小ネタ①:スタジアム名変更後初めての公式戦

実は全国のそこそこサッカーサポーターが知らずに「そうなの?」と驚くのが、アビスパ福岡のホームスタジアムの博多の森球技場のネーミングライツが今年から変更になったという点です。知り合いのサッカーファンからも「名前変わってるんだね!」と驚きの声を何度も耳にしました。

2008年から2019年までの11年間、妖怪ウォッチやイナズマイレブンなどで有名なゲームソフト開発・販売会社の株式会社レベルファイブがそのネーミングライツを取得しており、「レベルファイブスタジアム」、略してレベスタの愛称で親しまれてきました。

ネーミングライツとは?「公共施設等に名称を付与する権利(命名権)及びこれに付帯する諸権利等(パートナーメリット)をいいます。」

もっと簡単に言えば企業がお金を払ってスタジアムや球技場に自社の名前を付ける権利の事。現在のJリーグスタジアムは利益を生み出すことが難しいどころか損失が多いみたいなところが多いので、大体のサッカークラブがやってます。

そのネーミングライツ契約満了に伴い2月に福岡市が公募を開始(スタジアムの保有権は福岡市にあるので)。新しい命名権は株式会社ベスト電器が獲得。スタジアムの名称が「ベスト電器スタジアム」、略してベススタへと変更。このV・ファーレン長崎戦が名称変更後の初めての試合となりました。

本来であれば3月1日にジュビロ磐田との試合にてホーム初戦となる予定でしたが、Jリーグ中断の影響を経てこの対戦カードになりました。また延期となったジュビロ磐田戦は7月15日(水)へと日程変更になり、ベスト電器スタジアムにとって初めての観客が入る公式試合となります。


小ネタ②:キャプテンはどこに行った!?

Jリーグを好きな人は当たり前に知っているのですが、スターティングメンバー(以下スタメン)の発表は大体キックオフの2時間前に行われます。しかし、今節のスタメン発表は試合開始19時の2時間前…から約30分遅れた17時36分に発表されています。

一部のサポーターの中には「何か問題でもあったのか…?」と言わんばかりのこの時間のズレ。そして気になるメンバーの中には喜ばしい点と不可解な点が一つずつありました。

喜ばしい点から紹介すると、昨シーズンのキャプテン鈴木惇選手と菊池大介選手が初のスタメン選出。結果的に鈴木選手のゴールから得点をしていることはもちろん、菊池選手も左サイドから攻撃を牽引。セットプレーのこぼれ球を枠内にシュートする惜しいシーンが見られたようにゴールチャンスが増えたことを考えると喜ばしい点と言えるでしょう。

それに対して不可解な点としては、初スタメン選手の出場に伴うメンバー漏れの選手。特に開幕戦から2節目まで大活躍を見せていた現在のチームキャプテンの前寛之選手がメンバー外になっていました。なにかトラブルでも起きたのでしょうか。スタメン発表の遅れといい、メンバーから外れるはずのない選手が外れているという点が気になりますね。


小ネタ③:おかえり!元アビスパ戦士!

続いてチェックすべきは相手チームのスタメン。

2015年から2017年までアビスパ福岡のエンブレムを背負って戦ってきた「亀ちゃん」の愛称でお馴染みの亀川諒史選手初めてのベススタ凱旋(彼にとってはレベスタ時代にアビスパ福岡に所属していたのでレベスタ凱旋が正しいかも?)。彼はアビスパ福岡に所属している際に持ち前の突破力でサイドから攻撃をバリバリ仕掛けていく積極性が特徴的でした。そして、シュートがバリバリ上に外れていくのも特徴的でした。

昨シーズンもV・ファーレン長崎のメンバーとして福岡の地まで試合に訪れていましたが、その際はラグビーワールドカップの影響によってこのベスト電器スタジアムではなく、博多の森陸上競技場という会場を使用しての試合となっていました。そのため、亀川選手にとってはアビスパ福岡を離れた後、アウェイチームのメンバーとして初めてベススタでのプレーになりました。

また昨シーズン、アルビレックス新潟から期限付き移籍で加入した加藤大選手もV・ファーレン長崎のスタメンに選ばれていましたね。加藤選手といえば昨シーズン、チーム成績が思うようにいかず、降格の危機とも言われていたチームに期限付きで加入。得点こそありませんが、サポーターにとっては「記録には残らないが、記憶に残る選手」としても印象深い選手です。「ゴールを決めてないのにどうして印象的だったの?」と問われると、彼の特徴である「リーグトップレベルの走行距離」という成績からもあるように、攻撃から守備までめちゃくちゃ走ってくれるんです。さっきまで相手のゴール前でチャンスに絡んでいたかと思えば、ピンチでは自分のゴール前にひょっこり現れる運動量。アビスパ福岡の残留に一役買ってくれた加藤選手が敵チームに回ってしまいました。


小ネタ④:アビーボード、お披露目!爆笑ポイントも!?

観客席に自分の顔写真を載せて分身をスタジアム観戦させるという「アビーボード」企画というものがお披露目されました。販売価格は1体2,000円(税込)となっており、申し込まれた多くのアビーボードがお披露目されました。

そこでのおもしろポイントを2つ紹介いたしますね。まずはこちら。

普段はペットの入場は不可となっておりますが、このアビーボードなら参加OK!ということでペットゾーンが設けられました。「アビーボードに申し込みたいんだけど自分の顔を乗せるのはちょっと…」という人がペットの写真をアビーボードに載せているのですね。

ちなみに、個人的に好きなのがこちら。

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「ばり蟹やん😂」

犬くんや猫ちゃんの中に紛れる蟹に思わず笑っちゃいます。

そして、もう一つのおもしろポイントがこちら。

こちらはアビスパ福岡のユニフォームスポンサー(鎖骨)の博多グリーンホテルの児玉さんのツイッターアカウント。いつも熱いメッセージとサポーター向けプランで多くのサポーターに周知されている方なのですが、アビーボードの中に児玉さんの画像が大量に😂

同じ顔だらけの動画があまりにシュールで思わず笑ってしまいます。こういった企画にユーモアを加えてくれるセンス、さすがです!

また小ネタの中の小ネタなのですが、アビスパ福岡の過去のおもしろ企画の中に「アビスパ福岡ペット総選挙」というものがありまして、サポーターのペットの中の人気ランキングを作るというJリーグの中でも珍しいものがありました。

昨シーズンのアビスパ福岡は、ペット用のユニフォームというものを販売しておりまして(下記画像参照)、それを買った人が投票券を得て、みんなで投票して可愛いペットを選びましょうというもの。ツイッターでは日々選挙活動のように飛び交う可愛いペットがアビスパのユニフォームを着て宣伝をする姿。幸せでした。

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詳細:https://www.avispa.co.jp/news/post-24333

参加者はペットを多くの人に観てもらえて嬉しい!
投票者は可愛いペットたちを観られて嬉しい!

とみんながハッピーになる企画があったりしました、以上です。


小ネタ⑤:ベススタ、初ゴールはユース出身の鈴木惇!

ベスト電器スタジアムで行われた試合の前半は拮抗したスコアレス(0−0)での折返します。そして、後半開始後すぐに相手ゴール前にて絶好の位置からのフリーキックからのチャンスを得ます。

キッカーの位置に立つのは右足のエミル・サロモンソン選手と、左足の鈴木惇選手。結果的に左足の鈴木選手がゴールを決めた訳ですが、鈴木選手のツイッターではこの状況でサロモンソン選手からこんな言葉をかけてもらったようです。

"Take your time. Just do it like you training."
(翻訳)時間をかけて トレーニング感覚でやればいいんだよ。

「海外ドラマかな?」

その後、左足からベスト電器スタジアム初ゴールを記録します!

ここでも小ネタですが、鈴木選手は小学生の時からアビスパ福岡の下部組織に所属していまして、現在はその下部組織寮の施設改善のためにクラウドファンディングに協力していらっしゃいます。

目標金額は100万円となっておりましたが、募集終了まで残り45日を残して300万円の支援を達成。この機会にアビスパ福岡の未来のためにも、ぜひ下記リンクを参照して未来のアビスパ戦士たちにご支援をよろしくお願いします。



小ネタ⑥:異次元のイバルボ…無念の逆転負けと、また富樫にやられた!!

後半早くからリードしたアビスパ福岡でしたが、すぐにV・ファーレン長崎の手倉森誠監督は動いてきます。失点後すぐにビクトル・イバルボ選手を投入してきました。

イバルボ選手は投入後、前向きにボールを受ければドリブルで状況を打開し、後ろ向き(ゴールを背にして)でボールを受ければ味方のチャンスメイクが出来るといったプレーを見せ、V・ファーレン長崎は攻撃の主導権を握ります

同点弾となるゴールシーンではイバルボ選手が胸トラップからヒールパスでアシストを記録するなど、アビスパ福岡サポーターからすると「トラウマリスト」に刻み込まれた…のかもしれません。

(参考)
「アビサポトラウマリスト」の一部

・中島裕希
・ジネイ
・レンゾロペス
・シモビッチ
・船山貴之
・(NEW)ビクトル・イバルボ

また同点弾、逆転弾を決めた富樫敬真選手は昨シーズンもホームでゴールを決められており、トラウマリストに名を残しそうです。


小ネタ⑦:遠野選手の積極性!と交代選手たちの馴染めなさ?

この試合でサポーターのとって大きな印象を植え付けた選手は遠野大弥選手だったのではないでしょうか(アビスパ福岡サポーターにとっては「金森健志のような選手」と言えば分かりやすいかもしれません)。ドリブルで自ら状況を打開するようなプレー、また積極的にシュートを狙う姿勢はサポーターの目にもよく止まったのではないかと思います。

特にカウンターのシーンからシュートまで到達したシーンでは「こんな攻撃は久しぶりに見た…」というような驚きの声が出るなど、個人で攻撃ができる選手の存在にポジティブ要素を感じた方も少なくなかったようです。

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また、サッカーをデータで解析するフットボールラボというサイトがあるのですが、そのチャンス・ビルディング・ポイントを見るとチーム内トップとなっているように(この長崎戦は含まないデータ)、彼の存在からチャンスが生まれやすいということが分かりますね。

チャンス・ビルディング・ポイントとは?「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会を構築することができたか」

この数値だけで選手の貢献度が分かる訳ではありませんが、独自の指標で選手の活躍を目に見える形で大まかに理解することが出来る指標です

その反面、試合を見ながらツイッターを見ていると「交代選手が試合に馴染めていなかったのではないか」という意見がよく見受けられました。

難しいことを言うかもしれませんが、ビクトルイバルボの投入によって釣り合った天秤のような拮抗した試合の主導権を一気に持っていかれてしまい、そこのケアには篠原選手が厳しくチェックにかかる場面も見られたように強く警戒していたようでしたが、攻撃に手が回りにくくなり、交代で出場した選手たちにとっても望むようなアシストが少なかったことからこのような意見が出てきたのではないかと考えられます。

次なる試合では交代選手が躍動してくれる展開を期待したいですね!


小ネタ⑧:痛恨の逆転負け、ロースコアの多い長崎戦において痛い敗戦

アビスパ福岡サポーターにとって、「長崎戦はロースコアが多い」というイメージを持っている人も少なくありません。

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その印象通りに過去5試合の対戦成績ではロースコアゲームとなっており、この試合でも実力拮抗の対戦が予想されていました。

アビスパ福岡サポーターにとっても、先制点となりフリーキックが決まった瞬間にかなり安心した…というギャップから考えても、この逆転負けはインパクトが大きかったです。

ただ今シーズンもまだ3試合しか過ぎていません。今シーズンを占うには早すぎる試合数です。人間の寿命が90歳だとするとまだ6歳ぐらいです多分。次の試合も頑張って応援しましょうね。


終わりに

この試合におけるアビスパ福岡の試合を継続的に見ている人がこの試合の面白さを語るにはこの8つのポイントをメインに語れるのではないでしょうか。

例えば、「長崎との試合はロースコアが多い」とか「相手選手に元アビスパ福岡の選手がいて、こんな選手だったんだよ」という情報は新しくサッカーを観始める人からすると「へえ」となる情報になってくれると嬉しいです。

もっとサッカーが見慣れていない人に向けて情報を発信するためにはNoteだけではなく、色々な形があると思うので試行錯誤していきながら考えていこうと思います。

サッカーファンならこういうサイドストーリーだけでも何時間とでも語り合えたりするぐらい面白いので、この沼にぜひ来てくれたら嬉しいです。

それでは今回はこんな感じで!


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