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人生を変えたくばカメラを買おう

3月はお別れの季節。

僕は3部屋並んだアパートの真ん中に住んでいますが、その両隣は引っ越しの準備で忙しそうです。ドンドンと何かを動かす音、掃除機の音、大学のために4年間暮らしてた部屋を後にするにはさぞ寂しいことでしょう。

声がうるさいですという時にはお互いに壁ドンをし合った先輩たち、夜中3時に洗濯機を回すと両隣からも負け時と洗濯機を動かし始める応戦があった先輩たち。僕も少し寂しい気持ちになりながら、引っ越しの音がうるせえと壁を叩きつけます。

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今回の本題は「人生を変えたくばカメラを買おう」というテーマになっています。

結局のところは「僕はカメラを買って楽しいです!わーいわーい!」という話ですが、もしよければ読んでください。

そもそも僕がカメラを買おうと思ったきっかけは、このnoteというプラットフォームに文章を書き落としていた時に思い立ちました。僕がnoteで情報を発信する理由の根底にあるのは「人気者になりたいから」でも「お金が欲しいから」でもなく、「何かを誰かに伝える手段を手に入れたい」というところが大きくありました。もちろん、副作用として前述の2つが手に入れば嬉しいことは間違いありませんが、そこが終着点という訳ではありません。

例えば、サッカーの魅力を伝えたいという時。

サッカーは結果が命のスポーツです。勝てば嬉しい、負ければ悲しいのがサッカーです。やはり、勝ち続けているチームであるJ1の強豪の鹿島アントラーズや浦和レッズなどは応援している人が多いチームであることから分かるように、結果至上主義になってしまうことも一人一人の視点に立って考えると至って普通な話ですね。

しかし、日本には強いクラブだけではありません。「強い」という形容詞は、そうじゃないものがあるからこそ成り立つように「弱い」サッカークラブもあるのです。そういったチームを応援するモチベーションは、勝ち負け以外のところに着目点を置いてあげる必要があります。

例えば、「みんなで応援してこの弱いクラブを昇格させるぞ!」というようなストーリー型のモチベーション。上手くハマれば弱いチームでも固定のファンを味方につけることができます。そして、「強くはないけど行くのが面白い」というイベントとしてのモチベーション。スタジアムの雰囲気作り、サポーター同士の交流、誰でも受け入れるというスポーツの公共性といったものが影響してきます。

僕としては、この「弱い」サッカークラブのコンテンツとしての面白さをより引き出してあげるために、「サッカーの中身」を素人なりに分析してみることを続けています。

チームはいまこんなところを目指していて、この試合ではここが良くて悪くて、次の試合ではこういったチームが相手として出てくるからこういったところに気を付けたい・・・

というように、いま見ている現象がどれぐらい想定通りなのか、そしてイレギュラーなのか、どの選手のどういう動きが良い、悪いと評価することができるかという全体像を見ることができるようになれば、サッカーは結果だけではなく内容までも楽しむことができるのではないかと思っています。

いままでの話の流れとして、

ということが少しでも伝わっているのであれば僕としては嬉しいですし、伝わっていないのであれば、文章力がまだまだ足りていないということになると思います。

どうして魅力を伝えたい対象が「サッカー」なのかという疑問は
僕の前回の記事に書いたつもりですので、そちらも見ていただけたら少しだけでも理解していただけるのではないかと思います。

そうなんです、僕はなんやかんやと言ってきましたがサッカーの魅力をいろいろな人に知ってもらいたいのです。こういうトップの目標が定まると行動はとてもしやすいです。

サッカーの試合を何回も見て(僕の場合はもどしたりなんたりをしながら3回くらいは見ています)、全体の取っ組み合いの構図を解説してみようと試みています。

もちろん、良い戦術(ここでいう良い戦術はその対戦カードにおいて自分のリソースを相手チームの弱点といえるべきばしょに合理的に割くことができていることを指します)を採用しているチームが勝つなんてこともなく、あっさりとそれを覆してくれることもあります。そして、全体の構図なんかが見えなくともサッカーを楽しむことができるのも事実です。

タイトルをどうすればいろいろな人に見てもらえるか、トップの写真(サムネイル画像、略してサムネと言われたりもします)はどんなものが記事に適切でかつ人の目を引けるかというようなこともサッカーの魅力を伝える上で考えることであったりします。その他にも、この記事をクリックしてくれる人はある程度の関心があった上で読み始めてくれるだろうということも踏まえて、自分の近状を盛り込んで親近感を演出したり・・・とにかく、「サッカーの魅力を伝えたい」というトップのおかげで、勝手に行動をしないと気が済まなくなってしまうのです。

今できることをやらないということには言い訳が伴います。

お金がないから、時間がないから、危ないから、親が・・・

そんなことを言ってる人が本当に客観的に見て面白い人であると言えるのか、僕としては言えないと思います。

お金がない?じゃあどうすればお金がなくても行動できるか
時間がない?じゃあどこの時間が空いてるだろうか
危ない?うるせえ
親が・・・うるせえ

といった感じで、8割くらいは「うるせえ」で言い訳を打ち消していきます。それがサッカーの魅力を誰に伝えることに対する責任であることさえ思います。

自分の場合の「サッカーの魅力を伝える」ための手段は、「noteを書く」という誰にだってできるところから始まりました。幸いにもタイピングだけは誰にも負けないくらいの速さを持っているので、とにかく恥を晒してもいいから思いを届けようと記事を書き続けてきました。

やっぱり思うのが「サッカーの魅力を伝える」というような抽象的な目標はいいですね、だってゴールがないのですからね。「正義を貫く」「世の中を良くしたい」といったような抽象的なテーマをトップに据えることで、なんでも出来るような気がします。

世の中の人々が発信する情報を日々スマートフォンを使ってキャッチしていますが、

「なんでそんなことをできるの?」

と思うようなことをしている人をよく見かけます。その人それぞれ理念と、抽象的な目標がトップにあって、そこに向かってがむしゃらに走り続けるからこそ、生産性・コスパを軽視した行動にでることができるのだと思います。

さて本題に戻りますが、「note」というプラットフォームを使って、サッカーの魅力を皆さんにお届けしているつもりでいるきょんもりくんですが、タイトルのつけ方や内容に専門用語への注釈、文字だけでは分かりづらいことをパワポで書いたりとしていく中で気づきました。

「写真がない」

と。

スマートフォンでも写真を撮影することができますよね。しかし、それだけではサッカーの面白さを十二分に伝えることができないと考えました。

僕がどんな人間かを知ってくださっている方はご存知だと思いますが、

ここに今月の収入くんがいます。

するとクレジットカードくんが僕の収入くんの身を削ります。

そして、さらに追い打ちをかけるように必要経費がかかってきます。今月の収入くん頑張れ!

ああ、オーバーキル!文字が途切れてしまった!この正体は「スポーツへの献金くん」です。ここでオーバーキルをした分が、来月のクレジットカード請求へと回ることで僕の経済はなりたっています。

この辺の画像は作っているだけで面白いですね。

最近ではこんな感じで黄色いゾーンがどんどんとウェイトが小さくなってしまっている傾向にあります。食費は削りどころです。


こんな僕が「カメラを買おう」という地獄のような提案を自分にしたのです。正直に言うとクレジットカード請求額が払えるか不安でした。初めて二桁万円の請求額を見ました。

「WOW・・・」

驚くと心臓の動機が高まると共に、訳の分からない笑いが出てきます。これは経験則なので間違いありません、あとアメリカ人っぽい驚き方をつぶやかざるを得ません。

なぜなら、僕の毎月の収入くんは奨学金とバイト代を合わせて10万円にも届かないのですから・・・・・・・(佐世保の居酒屋は稼げません)


どうやってお金を払ったのかは覚えていませんが(記憶から抹消した)、やはりカメラを購入して正解でした。

頑張っている人、普段はピックアップされない人をここまで鮮明に世の中に知らせることができるのです。スマートフォンではこんな写真絶対に撮れません。

普段見えるものの見え方も変わってきます。

noteをさらに人に見られるようにするためというモチベーションで購入したはずのカメラでしたが、僕の人生を大きく変えてくれたアイテムの一つだと思っています。

カメラがあるだけでどこかに行こうと思います。カメラがあるだけで誰かの役に立つことができます。

ただ金を払えば誰でも手に入れることができるカメラというアイテム一つで、こんなにも人生の彩りが美しくなりました。最近では「noteを書くために写真を撮る」を超えて「写真を撮るためにスタジアムに行く」というくらい自分の目的形成に変化が出てきています。それが僕としは凄く好きな生き方で、誰かの為になることをしている気がするのが本当に嬉しくてたまりません。

肖像権の問題などがあって、サッカー選手の写真は撮ってもアップロードができないので控えていますが、だからこそ普段ピックアップされてない人を撮影しようと視野が広まります。

カメラを買えば幸せになることができるという訳ではありませんが、あくまでミッションを達成する上で重要な役割を果たしてくれる可能性があり、世の中の切り抜き方で自分の個性を出すことができます。

さあ、皆さんもぜひカメライフを。

私の相棒、FZ300くん


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