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カンガルーケア始まる

待ちに待ったカンガルーケアが始まりました。

カンガルーケアと言うのは、
生まれたばかりの赤ちゃんとのスキンシップ。

胸の上に赤ちゃんを乗せて肌と肌を触れ合わせます。

このカンガルーケア、
普通の出産直後の赤ちゃんのものと、
NICUの赤ちゃんのものと、
大きく二つに分けられるようです。

うちは後者。

保育器に入っている赤ちゃんは、
機械につながれたり管を通したり、
何かとストレスを抱えています。

ずっといろんな機械音に囲まれていますしね。

赤ちゃんにとっても、ずっと抱っこしたかった親にとっても
とーっても大切なスキンシップ、リラックスタイムです。

機械の補助がなくても呼吸ができるようになったからこそできるのです。

このカンガルーケアで肌を触れ合わせながら、
親子で呼吸を合わせることで、
赤ちゃんの呼吸がさらに安定するとのことです。

私と息子の初めてのカンガルーケアは、
生まれてから2カ月ちょっと経った2015年10月10日のことでした。

初めては子どもも緊張するし、
既にぐっすり眠っているリラックス状態からスタート。

小さな手を私の胸にあて、スヤスヤ眠る息子。
なんと愛おしい存在なのでしょう。

夫もそばで見守る中、親子三人、とても幸せな30分を過ごしました。


翌日にはもう普通の抱っこもさせてもらい、
夫が眠る息子をゆらゆら立ち抱っこ。
交替して私が抱っこ。

呼吸器をはずして10h以上過ごすなど、
ずいぶん安定していた様子です。

夜の担当看護師さんによると、
夜中にはそばにいないと怒って泣いたりするとのことでした。

カンガルーケアや抱っこをしたり、
性格もわかり始めて、
どんどん親子らしくなっていきます。

私はこのカンガルー抱っこが大好きでした。

とても幸せな時間。
肌を触れ合わせ、体温を感じ、呼吸を感じることで、
私のその頃の不安やつらかったことが
浄化されるかのような時間でした。

※いまだに寝るときはお腹に乗ったりしています。


(写真は10/13のものです)


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