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あれから1年経った

2021年11月1日。推しグループが解散した。
デビュー記念日、丸26年の活動に幕を下ろした。
最後のライブは自宅で生配信を見た。
始まる前に映し出される会場の映像で、すでに涙が止まらなかった。
そこにいる人たちみんな、それぞれの思いがあって、それぞれの歴史があって、パソコンの画面から、皆さんの気持ちがビシビシ伝わってきて。
自分は2013年末から、わずか8年間のファンだったけれど、知らない世界をたくさん見せてもらったし、彼らを追う毎日は、本当に楽しかった。

あれから1年。

グループとしての活動は、11月1日に終わってしまったけれど、オンライン上の仮想空間V-Landや、解散当日の新曲発表、岡田くんの写真展などなど、いろいろと楽しませてもらった。
6人の彼らは見られなくなってしまったけれど、最後に届けてくれた贈り物が本当にたくさんあって。
寂しくないようにしてくれたんだなぁ…と感謝しか無い日々。
解散後も個別の活動は活発で。
ミュージカル、舞台、ドラマ、映画など忙しいほどに予定があって。
解散したことなど忘れてしまうような。

本当にV6って解散したんだっけ??

ことあるごとに、そんな風に思っていた。

思えば…
V6に出会うまでは、完全にアンチジャニーズで。
いとも簡単に、メンバーの一人のファンになったがために、今までとは180度違う世界に足を踏み入れてしまった。
「アイドル」なんていうひと言では表現できない彼らの姿を見せてもらった。
たくさんのクリエイターの作品を表現するのが彼らであって、アイドルという職業は、表現することのプロである。
時に、そのクリエイティブな部分にも参加しながら、自分たちが表現したい物を追求し、その時に最も見せたいと思えるものを見せてくれる。
解散が発表されてからも攻め続ける姿を見て、ああ、この人たちのファンになれたのは、本当に良かったな、プロの仕事を見せてもらえてるな、と納得し、満たされていた。

心残りは、生でライブを体験できなかったこと。
「そのうち見られる」なんて考えていたことが、本当に悔やまれる。
最後のツアーは、全くチケットが入手できなくて。
本当に残念だった。
それまでのツアーも、もっと真剣に申し込めば良かった。
当選しなかったことで、簡単に諦めるんじゃなかった…
せめて一度、同じ空間で同じ空気を吸いたかった。
画面越しでは無く、目の前で動く6人を見たかった。

それでも、V6と出逢えたことは本当に良かった。
1年間、V6が居ない日々を過ごした自分、よく頑張った。

先日、写真展で新たに追加されたグッズを購入し、手元に届いた。
ああ、これでV6ごとは最後だな…と思うと、荷物が届いただけのことなのに、感慨深かったのと同時に、とてもとても寂しくなった。
この8年間で経験できたことは、大切にしていこう。

V6がいた日々は本当に楽しかった。

推しグループが解散するなんて、今まで経験がないから(できれば経験したくないが)、その後、自分の気持ちはどう変わっていくか、冷静に見てきたつもり。寂しくなかったり、寂しかったり。いろんな感情を味わったな。

これからも6人の活躍を見守っていきたい。その気持ちは、1年経った今も変わらないから、その記録として。

#V6 #V627 #V626

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