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俎の鯉からはそろそろ卒業

退院から1ヶ月半が過ぎた。
退院から1ヵ月の受診で経過は良好であるとのこと。
これを気に、仕事には本格復帰した。
ただ…
血液検査の結果、肝臓の数値がイマイチ(それでも回復している)で、
次の受診の時に数値が正常に改善されるまで禁酒。
退院したあと、やりたいことのひとつに、
「KANちゃんが好きだったシャンパンを飲む」
ことがあったのだけれど、まだ達成されず。
楽しみはお預け。
先生には「お酒なんか飲んでも良いことは何もないから、この際、お酒辞めてはどうか?」と言われたのだが、やめるにしても、上記の目標はどうしても達成したい。それだけ飲んだら辞めてもいいので、私の肝臓、がんばって回復してください。
肝臓の値がイマイチなのは、術前にずっと飲んでいた薬や麻酔の影響もあるらしいので仕方ない。
退院するときの血液検査よりは改善されているようなので、次の受診の時に期待。

この1ヵ月後の受診をきっかけに、仕事に復帰したのだけれど、休んでいたときに滞っていたことのしわ寄せで、なかなかに忙しい。
復帰初日なのに残業するような事態が起きている。
そんなことを数日続けていたら、さすがに疲れてしまい、
休みが来るごとに家でグッタリして動く気力を無くしている。
周囲の人には、そんなにハイペースで働いてはダメだと言われているが、
そうもいかないところもあり…せめぎ合いである。
こうなることが予測できたから、ギリギリまで仕事には戻らなかった。
(在宅でちょこちょこ仕事はしていたけど)
今後の働き方についてはずっと考えている。

普段の生活については特に困ることもなく過ごしている。
重い物を持ったり走ったりはさすがにまだできないけれど、普段の生活には支障が無いし、実家までの1時間半の距離も自分で運転して行けたし。
ただ、やはり無理をすると痛みがまだあったりするので、痛みが出てきたらそれ以上は無理しないようにしている。
キズに貼るテープは、半年間貼り続けるらしいが、キレイに治すためには我慢しよう。テープを貼ったところが痒くて痒くて困っていることを、受診時に先生に伝えると、かゆみ止めのクリームを処方してくれた。

次の受診は3ヵ月後。そこで経過が良くて問題なしと判断されれば、めでたく通院から卒業を迎えることになる。その頃には、ウエストを締める服も着られるようになっているかな。

手術で大きな大きな筋腫を取り出したことを、仕事先で会う人に話すと、皆、青い顔で「だ、大丈夫なんですか?」と聞いてくる。
自分はそこまで深刻に考えていないけれど、お腹を切るって大変なことだったのだな、と改めて思う。
また、似たような経験をした人が経験談を語ってくれるけれど、そういう人たちのお陰で、周囲からは無理な要求をされずに済んでいるし、自分も無理をしないように過ごそうと思える。
有り難い話だ。

今年は春が近くなってよく雪が降り、春がとても遠くに感じていたけれど、自分の経過も良さそうだし、やっとこの数日で春らしい気温になってきた気がする。
気持ちも晴れやかになれると思うので、早く春がやって来て欲しいなぁ。

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