在日韓国人は一体誰のおかげで日本に暮らせてると思っているんだ
朝鮮学校には、電車で通ってた。
学校は遠かったけど、電車通学は嫌いじゃなかった。
小学校から電車通学する子供は周囲でも珍しくて、
なんだか自分は特別な事をしてるような、そんな気がしたものだった。
ある日、定期券の期限が迫っていたので、
同じく朝鮮学校に通っていた姉と一緒に、隣駅まで買いに行く事になった。
大人に混じって窓口に並ぶ。
いつも通り在学証明書を出して、通学定期券を申し込んだ。
窓口の駅員が、「君たちに通学定期券は売れない。」と言った。
「朝鮮学校は学校じゃないんだから、普通の料金で買いなさい。」
それまで何度も定期券を買ってきて、そんな事を言われたのは初めてだった。
そう話すと、駅員は続けた。「一体誰のおかげで通学定期券にしてもらえてると思ってるんだ。」
しばらくやりあったが結局、その駅員との会話は諦め、別の駅で買う事になった。
何事も無くスムーズに、通学定期券が発行された。
姉は駅員の物言いを思い出して、悔しくて泣いた。
姉の悔し涙を見たのはそれが初めてだった。
思い返す度に思う。
あの駅員は、何がしたかったんだろう。
朝鮮学校の生徒の通学定期券購入が認められていなかった時代がある事は知っていたが、それはもうしばらく過去の話。
当時は、朝鮮学校生徒への通学定期発行が認められてから、既に数年が経過した頃だった。
(通学定期券を買えるようになったのが1994年。意外と最近。)
業務に思想を持ち込み、子供に八つ当たりするという形で、制度に反発したかったのだろうか。
それがただ「追い払い、別の駅で買わせる」という嫌がらせにしかならなくて、一回り以上も年下の子供をいたずらに泣かせるだけの結果になっても、彼はそれで満足したんだろうか。
それから卒業まで通学定期券を買い続けたが、購入を拒否されたのはその一回だけだった。
窓口に並ばなくても定期券を買えるようになった今では、朝鮮学校の生徒達がそんな駅員と遭遇する事も、きっともう無いだろう。
でも、インターネットが普及し、この駅員のような人ならいくらでも見かけるようになった。
実際に、言われた事もある。
「日本から出て行け。」
「お前らが日本に暮らせているのは一体誰のおかげだと思ってるんだ。」
駅員に答えてあげられなかったこの質問に、今答えよう。
どう考えても、お前のおかげじゃねえよバカ。
※この記事を読んで「うるさい!貴様なんぞ日本から出て行け!」と思った貴方!!( ̄▽ ̄)
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