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子どもの前では親らしくより『自分らしく』

私には社会人の娘と大学生の息子がいます。子どもとは昔から、学校、友達、恋愛、仕事・・・親子で色んな話をします。
最近はもっぱら息子の就活と彼女の話です。

家族でも知らないことって意外と多いと思います。大きくなったら特に。でもわが家は、どんな友達と仲が良くて、最近あった面白い話、嫌だったこととか、だいたいお互い知っています。

子どもが思春期に入った辺りから、子どもを知る学校や塾の先生、ママ友から「どんな教育をされてますか?」とよく聞かれました。子どものバイト先の子育て中の主婦の方から「うちの子もこんな風に育って欲しい。お母さんに会って話が聞きたい」と言われるようになりました。

周りからそう言ってもらえるのは、正直めちゃくちゃ嬉しかったです。子ども達が周りからそう思ってもらえるのは、私の知らない場所で子ども達が周りとちゃんとお付き合いできてると感じられたからです。

私は特別なことはしていません。

『親の立場で話さない』
『何でも自分で決めさせる』
『子どもの前で素直でいる』
『愛情を伝える』 これくらいです。

会社員時代、仕事で悔しいことがあったとき、私は子どもの前で怒ったり泣いたりしてました。

子どもが小学生のときから、仕事や友達のこと「今日お母さんはこんなことがあったよ」と話してました。

「お母さんこんな失敗しちゃった」と子どもに暴露しました。

「この話どう思う?」と仕事のことを高校生の子どもに相談していました。

娘が大学生のときも毎日ハグしてました。(息子はさせてくれませんでした笑)。

とにかく私がしっかりしていないので、お陰で子どもはとてもしっかりした子に育ってくれました(作戦成功)
「この子たちは自分の力で強くかしこく優しく生きていける」と安心できたことで、子育ての区切りを迎えた気がしています。

こういう子育てをしたのは、私が母親と折り合いが悪く(いわゆる毒親)、自分が叶えたかった親との関係を、自分の子どもと築こうと思っていたからです。反面教師もありがたいもんです。

過去に嫌だったことも今の自分の環境に生かせば、そのときの負の感情も昇華できる。あなたも何かひとつ試してみませんか?

きょん

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