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添乗に行きたがるツアープランナーの気持ち

こんばんなまらステ💛Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

自分は細々した仕事、得意ではない仕事はできるだけよそに任せたり、自動化したいと思っていて、旅行業界にはあんまりいないタイプ、というか旅行業界に向いていないタイプらしい。

添乗も同じコースの初回以外はあんまり行きたくない。接客自体は嫌いじゃないけれど、長時間拘束されて他の仕事が全然できないのがイヤなんだよね。

だから、そーねー、とくにデリーやムンバイかな。

ツアーのコンセプトに合わせて色々工夫した日程を考えるんだけど、フタ開けてみるとデリーならクトゥブミナール、フマーユーン廟、ラールキラー、ムンバイならチャトラパティシヴァージーターミナス、ゲイトウェイオブインディア、エレファンタ島というまたおま系にすり替えられていることがよくある。

めちゃ腹が立つし、その瞬間やる気も一気になくなるけれど、他人に任せた以上仕方ないよな、というところで収まりはつく。

だけどね、自分でツアーの企画、販売、宣伝・マーケティング、手配、在庫管理、添乗などなど、ぜーんぶ自分でやりたがる旅行屋って結構いる。

どれかひとつでも他人に任せると、不徹底と思ってしまうらしい。

こーゆー人は結局、独立して小さな旅行会社を開くに限る。

旅行業をはじめるには、基準資産額と営業保証金、旅行業協会の入会金と年会費といったまとまったお金が必要になるし、見込み顧客も必要なので、ある程度働いてそーゆー先立つものができた瞬間、そーしていくよね。

自動的に大量の旅行パックを売っていくオンライン旅行会社とは真逆の存在といえる。

オンライン旅行会社でやれることを人力でやって疲弊している旅行屋をたくさん見ることを思えば、こーゆー人、こーゆー旅行会社はあっていいんだけど、その人のキャパシティ以上には絶対できない。

それはそうだよね。添乗に行く回数しかツアーが出せないし、もろもろの業務があるから専業の添乗員みたいに添乗から帰ってきた翌日に添乗に行けるわけでもない。

ちゃんとした付加価値を提供できていて、適正な利益を取れているなら金持ちにはなれなくても生活は普通にできるだろう。

ただ、同業でも異業種でもなんでも他社からコラボの誘いがきてうっかり乗ってしまうとさあ大変。

細かな違和感に納得がいかなくなり、精神をすり減らしてしまうんだよね。

内に秘めたる鉄の意志があるなら、鉄の意志で断ればよかったのに、そこは断りきれないというか。

こだわりと断りスキルが比例したらよかったのにさ。

何故断らなかったのか、と周りが言ってもあとの祭りというか。

どんな業界でもそうだけど、孤独な職人的な人ってできる限りそっとしてあげた方がいい。

もちろん相手の尊厳を尊重できる提案ができるスキルがあればいいけどさ。

それじゃあバイバイなまらステ💛厚沢部煮切でしたっ✨


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