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偽善が救う地球もある🌏

こんばんナマステ💛Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

甲子園が終わってしばらくすると24時間テレビがあって、それでもう夏休みが終わりだな、ってのが日本の季節感だけど、どっちも正直面白くないから観てない。

ただ、どちらも話題性は高いので結構耳にするし、今年の甲子園の優勝校は一応知ってる。

それで24時間テレビに対して必ずといっていいほど耳にするステレオタイプな批判がある。

それが、出演者がギャラもらってるんだからチャリティーじゃない

ってやつね。

24時間テレビをやるにあたって参考にしたとされるアメリカのチャリティー番組が基本的に演者がノーギャラであることもあり、

特にビートたけしが偽善と批判したことが今でも語り継がれている。

で、あるならば自身の軍団をはじめとしたシンパを率いて本当のチャリティーをやったらかっこいいんだけど、

単なるバラエティでしかないフジの27時間テレビに出て「愛は地球を救わない」と皮肉るのはなんだかなと思う。

募金の使途が不明という批判もある。

募金の使い道を公表義務のない任意団体に任せているかららしい。

これは確かに批判されて然るべきかな。

しょうがい者を見世物にしているという批判も根強い。

初期は貧困に光を当てていて、初代総合司会大橋巨泉は「本来は福田赳夫政権が福祉国家を目指すためにやらなきゃいけないこと」と番組終了時に述べた。

それが日本が豊かになっていくにつれて、しょうがい者支援が中心になっていく。

これについての評価は難しいけれど、出演すると番組からの直接支援だけでなく、その後も継続的に資金や人手の支援が集まると聞く。

重要なのは「知られる」ってことなんだよね。

例えばデリーにサリームガル城という世界遺産があるけど、日本の旅行会社が知らないから誰も知らない。

日本人の大半はデリーには世界遺産が3つあるものだと思っている。

これは正しくもあり間違ってもいる。

デリーの世界遺産登録は、

デリーのフマユーン廟

デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群

レッド・フォートの建造物群

以上の3つなわけだけど、

このうちレッドフォートについては、日本人がよく知るラールキラーとサリームガル城の2箇所で構成される物件なんだよね。

だからデリーには3件、4箇所の世界遺産があるというのが正しい。

さて、ラールキラーは毎週月曜日が定休日で、かつ先日の独立記念日のような国家級の式典があると観光客を入れない。

そこで日本の旅行会社の北インドツアーではラールキラーには入れないこともある、みたいな但し書きがある。

それを怠ってラールキラーに入れなかった場合、旅程保証に引っかかって返金することになるからね。

そこで疑問なのは、そーゆーときに代わりにサリームガル城に訪問します、ってアイテナリィを見たことがないんだよ。自分が作らない限りは。

ラールキラーとサリームガル城は比較的近いから行程にもほとんど支障がない。コーチ(バス)の乗降オペレーションなどはガイドが知らないわけがない。

9つの世界遺産をまわります、みたいな謳い文句掲げてるなら、それを可能な限り遂行しないのはそれはそれで旅程保証としてどーなの❓

いや、サリームガル城のことを知ってたらそうすると思うよ。

だけど、知らないからやらないだけ。

嗚呼、この話は明日twitterのspaceでやるネタだったのにバラしちゃった😅

24時間テレビの募金先と違ってガラス張りがモットーだから😜

とにかく人は知らないものを救うことはできない。

見ず知らずの人が道端で困ってるのを助ける、っていうのは違うからね。

出会った瞬間それは知ったわけだからさ。

では多くの人に知られるにはどうしたらいいか。

有効な方法としては客寄せパンダとの抱き合わせがある。

しょうがい者支援施設の人が単独で喋るよりも、隣でジャニーズのタレントでもいてくれた方が見る人が増える。

単にビラを配っても誰ももらってくれないけど、ティッシュをつけたら一気にみんながもらってくれるようになるということ。

そのジャニーズのタレントが無償で出てくれるのならいいけど、そーじゃないんだったら有償で呼んだ方が結果的にwin-winじゃないのかなと。

ということで24時間テレビについては、偽善かもしれないけど大いにソーシャルグッドになっていると自分は考えている。

ただ、最初に書いたようにコンテンツとして全然面白くないし、特に芸能人が走る意味はひとつもないと思う。

EXITは好きなんだけどね。

それじゃあバイバイナマステ💛暑寒煮切でしたっ✨

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