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理念なき木戸銭になんの意味がある

こんばんなまらステ🩵Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

なんで韓国🇰🇷メディアでイタリア🇮🇹のことを知らなきゃいけないのかとも思うけれど、

これは確かに意味がないし、10ユーロにしたって意味がない。

もちろん収入にはなって、相応の投資はできるけども、入域客の削減を目指してるのならまったくもって安過ぎる。

むしろ口では入域客削減とか言いながら、実は入域客が増えれば増えるほど儲かるし、増えて欲しいくらいに思ってないかと。

というか入域客を減らしたければ純粋に通せんぼするのが一番。

例えば1日3万人までとか決めておいたらどうか。

流石に100ユーロを超えたら入域者を削減できるだろーけど、それ未満なら削減効果はあまりないと思う。

特にヴェネツィアは街自体がテーマパークみたいなものだからね。

本気でやるならブータン🇧🇹みたいに1日につき200ユーロとかしてみたらどーだい。

入域者数の制限は物理的な制限とすべきだけど、入域者からお金を取ることは考えてもいい。

問題はそれを何に使うか。

まず観光公害の文脈で一番言われるのがゴミ。あとはトイレの清掃とかさ。

それから質の高い観光人材をトレーニングし、雇用するのにもお金は必要。

英語は当然として日本語をはじめとした様々な言語を流暢に話したり、もちろん接客レヴェルも高めなければいけないし、ヴェネツィアの文化財のことをきちんとわかっているだけの知識も求められる。

当然文化財の保護にもお金が必要だし、そして何よりも環境だろう。

温暖化による水面上昇の結果、ヴェネツィアは30年後に水没すると言われており予断を許さない。

直接的に水位を下げることも必要だし、環境負荷を下げるための方策をヴェネツィアから率先してやっていくことも求められる。

流入者を制限するということは、入域料の見込みも立つということであり、上記の方策にどれくらいの費用が必要なのかを逆算して入域料を決めたらいい。

それをとりあえず重い腰を上げてみました、的なことをしても意味がないよね。

オーヴァートゥーリズムは世界的な問題になっているわけで、そのなかでも度々耳にするのがヴェネツィアとバルセロナ🇪🇸。

バルセロナは住民が観光客を排斥すべく水鉄砲をかけるような事態になっており、近くこれはホンモノの鉄砲になるのではないか。

もっと真剣に向き合わなければいけないときに、ヴェネツィア当局の動きはあまりに緩慢であり、呆れるばかり。

水位以前に沈むぞこの街。

ヴェネツィアを滅ぼしたのは環境ではなく観光だったと言われないよう、気を引き締めて欲しいよ。

それじゃあバイバイなまらステ🩵厚沢部煮切でしたっ✨



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