見出し画像

羽田空港アクセス線のボトルネックはどーにかできないのか

こんばんナマステ💚Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

一昨々日、JR東日本によるビッグプロジェクト、羽田空港アクセス線の詳細が発表されたんだけど、

目新しい情報は羽田空港駅の位置かな。

第2ターミナル直結になるということは、JR東日本としては今後JALよりANAとの関わりが強くなるんだろうか。

それはさておき、これまでもずっと公表されていたことなんだけど、田町付近から大汐線と呼ばれる休止中の貨物線までのバイパス線が単線になるのが問題。

これがボトルネックとなり、1時間に4本しか走らせないというなかなか寝惚けたことを言っている。

この構造でも1時間に6本にはできると思うし、さらにひたちや草津などの特急を割り込ませることもできるだろうけど、制約は当然あって単線というのはやっぱりよくない。

それではどうしてこの区間が単線になってしまうのだろう。

東京駅から品川駅までは山側から山手線・京浜東北線・東海道線(上野東京ライン)・東海道新幹線が並んで走っている。

大汐線は本来は汐留から東海道新幹線の海側を走っていたけれど、現在は浜松町以南しか用地が残っておらず、浜松町近辺も芝浦プロジェクトによって再開発される。

したがって線路として使えるのはそれよりも南側ということになり、田町以南を復活させるということになる。

さて東海道線から大汐線に直通するには東海道新幹線が邪魔になり、高架か地下で抜けなければいけない。

しかし、東海道線から連絡線へのジャンクションすら設置できるスペースがない。

そこで本来、山手線用に使っていた田町の引き上げ線に目をつけた。他の路線をひとつずつ山側にずらしていって東海道線同士の間に引き上げ線スペースを移動させることで、連絡線へのジャンクションにすることにした。

引き上げ線は1本しかなかったから、連絡線も単線ということになる。

これでは増発もやりにくくなるし、ダイヤも乱れやすくなるわけで、あくまで暫定的な措置と考えたい。

じゃあ複線にできないのかというとそんなことはない。

東海道線品川方面の線路を浜松町ー田町間で一度高架または地下にして、高架線または地下線のなかで大汐線へのジャンクションを設置して東海道新幹線と立体交差させればいい。

今は直上高架、つまり通常運行を止めず、かつ隣に仮線を敷かなくても、現在線の真上に高架線を設置することはできるから、浜松町の南にある首都高都心環状線をくぐった先から高架にすればいい。

これによって複線化すれば羽田空港アクセス線だけでなく、東海道貨物線を活用して特急湘南や相鉄直通などにも活用でき、多様な使い道が生まれる。

湘南新宿ラインと横須賀線の大崎のジャンクションも未だに立体交差化されないままだし、結局はこのまんまになるんだろーけど、もったいないなあ。

それじゃあバイバイナマステ💚暑寒煮切でしたっ✨


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?