大鰐の尻尾切りが妥当なのか
こんばんなまらステ💚Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨
いまに始まったことじゃなく、2013年にも廃線が打ち出された青森県の弘南鉄道大鰐線がやっぱりヤバい。
弘南鉄道は弘前ー黒石間の弘南線と大鰐ー中央弘前間の大鰐線があり、前者は弘前でJRとコネクトしており、終点の黒石も小都市なのでそこそこの利用はあり、黒字になる年も多い。
それに対して大鰐線は中央弘前駅がJRと離れていて不便だし、全線でJRと並走していて非常に不利な状況にある。
したがって弘南線の利益で大鰐線の欠損を埋める状況が続いていたけれど、弘南線も利用は減っているし、そろそろ限界で大鰐線の輸送密度はパンデミック直前の2019年度で500人割れ。
いま1,000人を割ると存廃協議基準になるので、普通に考えたら存続は難しい。
中央弘前をはじめ、弘前市街地の駅の乗降客数を見てみても、駅間通過人員数が1,000人超える区間がないんじゃないかと思う。
じゃあ安直に廃止していいのかというと、バスドライヴァーがいないんだよね。
昨秋、線路の不具合が見つかって大鰐線も弘南線も運休していたんだけど、このとき代行バスがきちんと出なかったことが問題になった。
グループに弘南バスがあるわけで、普通に考えてそんなことありえないんだよ。
人がいないからこーゆーときに対応できないわけで、これじゃあ鉄道が廃線したら、代替バスも無理でしょ。
となってくれば、逆転の発想が必要になってくる。
実は大鰐線はJRと並走しているだけでなく、自社グループの路線バスともかなり並走している。
こちらを整理して、大鰐線に代替してもらった方がいいんじゃないのかな。
具体的には弘前 - 大鰐・碇ヶ関線は基本的に弘前ー堀越間と大鰐ー碇ヶ関間の運転にして、それ以外は大鰐線に任せていい。小栗山線も大鰐線に統合してしまおう。
大鰐線はほとんどの駅間距離が1km前後なので、バスの代わりになりやすい。
弘南バスは東京行きの夜行バスがドル箱で、弘南鉄道も弘南線が地方鉄道としては儲かっていたので、あんまり議論されていなかったけど、重複が多過ぎたんだよね。
しかし後者は弘南線に余裕がなくなり、前者はドライヴァー不足なんだから、そこをうまく噛み合わせていかないとさ。
市街地や学校近くを通り、多少なりとも利用者は見込めるエリアではあるので、持続可能性を考えた時にバスを無くして線路の方を残すという選択肢を真剣に考えてほしい。
バスは道路さえあればまた走らせられるけど、線路は一度剥がしたらもう難しいからさ。
それじゃあバイバイなまらステ💚厚沢部煮切でしたっ✨
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