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ダラヴィはスラムではなく下町だよっ‼️

こんばんなまらステ🤎Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

たまたまこんなXのpostを見たのだけど。

アジア最大というのも諸説あるので兎も角、このダラヴィというのは本当にスラムなのかと。

スラムって要するに貧民窟なわけでしょ。

都市の周縁にあり、基本的に貧しい人や疎外されている人が密集して住むところ。

日本には本当の意味でのスラムはもうないけれど、大阪のあいりん地区や東京の山谷、横浜の寿町、名古屋の笹島といったドヤ街にはそういった空気がまだある。

その点ダラヴィは金持ってる人は持ってるからね。起業もよくなされているし、ここ出身の社会的成功者もいる。

日本でいえば蒲田や東大阪みたいなイメージなのかな。もしくは築地市場ということもできるだろう。

同じムンバイのなかでもバイガンワディはガチでスラムだけれど。

んでここはムンバイの岬になっている地形の付け根あたりにあって、岬側にあるダウンタウンと付け根側にある空港を結ぶような位置にある。

もっというと空港アクセスを考慮した新市街でインド新幹線の始発駅ができるBKC(バンドラクルラコンプレックス)地区から見て川の対岸にあり、何故今ここを取り壊して再開発をしようとしているかが位置関係を見ればわかってくる。

先程名古屋笹島のドヤ街という話をしたけれど、名古屋駅の西側は都心にあたる東側と比較すると今でも雑然とした気配がある。

このあたりがリニア開業を見越して開発されようとしているとの相似形といえるだろうと。

ムンバイにはもうひとつ、巨大な洗濯工場というか洗濯村というか、ドービーガートというディープなコミュニティがあり、

ダラヴィとドービーガートをセットで巡る人がとても多い。

バイガンワディに行かないのは危険度が違い過ぎるから。

ドービーガートはとても面白いところだけど、今から行くならダラヴィとBKCをセットにして欲しいと思う。

変わるムンバイ、インドと消えゆくムンバイ、インドのギャップを見ることで感じることは多いはず。

ムンバイから日本に帰国する人なら、大抵夜に飛行機出るからさ、

ランチのあと、ダラヴィとBKCを訪れてチャトラパティ=シヴァージー国際空港に行けばルート的には効率的。

ムンバイ観光の御三家はゲイトオヴインディア、世界遺産チャトラパティ=シヴァージー=ターミナス、世界遺産エレファンタ島というのが一般的だけれど、

個人的にはダラヴィ(&BKC)、ドービーガート、そして干潮でないと渡れない「ムンバイの宮島」ハッジアリー廟だなぁ。裏御三家とでもいうか。

そんな裏御三家の一角がもうすぐ消えてしまうので、インドに行ってみたいとけれどどこに行ったらいいかわかんない、という人は是非ムンバイに行ってみてほしい。

それじゃあバイバイなまらステ🤎厚沢部煮切でしたっ✨

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