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速さこそサステナ

こんばんなまらステ💙💛Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

西武が小田急と東急から中古車両を買うというのが大きな話題になってて、大手私鉄が他の大手私鉄から中古車両を買うというのはなかなかない話。

普通の流れとしては大手私鉄から地方私鉄、あるいは海外に譲渡していくものだからね。

簡単に言っちゃうと西武はVVVFという環境負荷の低い車両を他社に較べてあんまり造ってこなくて、あと西武は伝統的に黄色い塗装してるのが多かったから東急みたいにステンレス剥き出しになってる車両と比較すると環境負荷が高くなっちゃうんだって。

んで、西武にはかつてサーベラスに手放すよう迫られたローカル線がたくさんあって、これらのためにVVVFの無塗装車両を新造するコストを思えば他社からそれを買っちゃった方が早いという結論になったようで、それをサステナ車両と呼び小田急と東急から買うことが決まって、早速その第一弾が小田急から西武に届いた。

小田急は特急ふじさんのためにJR御殿場線と繋がってるから、そこを通して沼津で折り返して、武蔵野線を経由して西武に運ぶというルート。

小田急から来た車両は6両編成で国分寺線に使う。江ノ島線や新松田ー小田原間の各停は6両編成だからちょうどいい。

区間の短い国分寺線は予備も含めて5~6ユニットあればいいので、そう遠くないうちにサステナ車両に統一されるのだろう。

ちなみに小田急の車両は塗装されてるけど、それでもVVVFじゃない車両よりはサステナなんだって。

さて、小田急から来る8000系という車両なんだけど、いま西武で使っている2000系という車両よりも加減速のスペックが高い。したがって今までよりも素早く走ることができるようになる。

いま国分寺線は10分間隔で走る際、恋ヶ窪と小川で行き違っているけれど、恋ヶ窪の手前から複線になっているので、スペックが上がれば恋ヶ窪の手前を走りながらすれ違える。

1分でも時短できるなら走行、つまり出力している時間が減るため環境負荷も小さくなるはず。

これは東急から来る電車も同じなので、ひと粒で二度おいしいということになるのかもしれない。

純粋に時短のみでもいいんだけど、多摩川線の新小金井ー多磨間の東八道路のとことか、多摩湖線の国分寺ー一橋学園間、八坂ー武蔵大和間、狭山線の下山口ー西武球場前間には新駅もほしい。

新駅というのは単に建設コストがかかるだけでなく、駅を造った分だけ遅くなってしまえば、その分のコストや乗客減少のリスクがあるのが通常。それを避けられさえすれば新駅設置による地域活性効果が純粋に得られるので鉄道会社もユーザーもみんながハッピーになる。

サステナとは単なる省エネではなく経営的、社会便益的な持続可能性も求められている概念だからさ。

いま低迷している埼玉西武ライオンズもFA補強に頼る財力がないだけに、こーやってトレードや独立リーグなどからの発掘力を高めていけばもう一度常勝軍団に戻れるのかもね。

鉄道も野球もサステナでいこう、ってところかな。

それじゃあバイバイなまらステ💙💛厚沢部煮切でしたっ✨



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