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夜景をそのまま売ってもね

こんばんなまらステ🖤Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ⭐️

昨日足利で行われた夜景サミットというやつ。

ツッコミどころしかないかな。

夜景自慢し合って何になるんだい、これ。

持ち回りでMICE需要を創出してる、つまり集まることそのものに意味があるっていうならそれはわかるけど。

夜景で売ってる街がこれに参加して何か得られるものがあるのかなと。

ここでいう夜景は函館・神戸・長崎、あるいは香港・ナポリに代表される高いところから見た都市の灯りのみならず(インドがめちゃ弱い分野😭)、

イルミネーションなり、プロジェクションマッピングなり、工場夜景なり、人工的なもので夜間に楽しめる情景をすべて指すらしい。阿智村の星空は違うのだろう。

こういうもので地域を盛り上げることは悪いことだとは思わないけれど、

足利は反作用の方が大きいんじゃないかと思っている。

あしかがフラワーパークのイルミネーションはものすごく混むけれど、大半の人達が足利、ないし佐野や栃木、桐生などの周辺エリアで泊まっていかない。

佐野のプレミアムアウトレットにはお金落ちるだろうけど、地域全体の収支としてはマイナス面の方が大きいんじゃないのかと。

この地域は製造業が盛んだし、農業も強い。あるいは足利大学(旧足利工業大学)も地域に持続的な潤いを与えている。

こーして稼いだ富をイルミネーション渋滞に持っていかれちゃってないかって話。

このよーな現状を分析し、足利や両毛地域にもっとお金が落ちる取り組みを始めているケースを紹介できるなら、それはとても有意義なサミットになるけど、

夜景で人を集めよう、だからなぁ。

夜や早朝のコンテンツは宿泊客を増やすのかというと、交通が便利であればあるほどそーでもなくなってしまう。

夜景に限らず、観光地は商品というより呼び水だということを知らないのか忘れてる議論が多過ぎると思う。広告と商品の関係に近い。

すると、オーヴァーツーリズムなり、逆に人が来ないという問題が起こってしまう。

地域の収支を良くするために夜景をどう活かしていくか。こういう議論ができないなら、こんなサミット意味ないと思っちゃう。

いや、繰り返すけど、関係者が集まること自体にはMICEとしての意味がある🤣

それじゃあバイバイなまらステ🖤厚沢部煮切でしたっ✨

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