早いものでもう7月。そろそろ1年が経つ。

只今仙台。
6月20日の誕生日まで三重で働いていたが
東京に少し寄って、結局仙台で来週7月18日から働くことになった。

三重にいた時まで、”次の場所” は
「沖縄の西表島」か「箱根 or 軽井沢」でバリバリ探していたのだが

どこも決まらず一旦東京でうらうらとしていた所、
母会った上野アメ横の汚い路地居酒屋で

「あれ、今はこれじゃないぞ?何しに日本戻ってきてるんだっけ?」
小休止。


海外ベースで考えた時、
やっぱり絶対にノマドで生計を立てたくなる。これは100%確信。
惜しくも来週からの仕事で欲しいスキルを得ることは出来なさそうだが
・何をすべきなのか
・何に28歳の貴重な時間を費やしているのか?(キレ気味。)
・どうして今日本にいなければいけないのか?

決して忘れないように。
出来ない自分を責めるな。どうしたらできるかを考えろ。



しかしそれにしても、リゾートバイトは実際とても面白いものだった。
地方で人材が足りておらず、当然のように派遣を使わないと運営できない状況。
その実情が見えた。

⏩ それでもお客さんは、旅行先の高級ホテルがほとんど派遣で成り立っている
 なんてことに気がつかない。やはり日本の接客レベルもとい
 接客業における教育や接客にあたる側の意識が高いのだと感じる。
 高い接客レベルが全国共通で求められる日本文化。


初めて降り立つ土地での暮らし
その土地の人間と考え方 方言 喋り方
食・特産物
地形・天候。

特に初めて経験した線状降水帯は怖かったなぁ。
三重にいた1ヶ月半の間、
なんだかずっと雨だった気がする。梅雨前としてもずっと湿気っていた。
そしていつも食探し・移動の脚探しに困った。



田舎ではまだまだ、女性を下に見たり軽蔑するような愚かしい発言を
配慮もなく発してしまう老害がたくさんいるんだ…と怒り狂ったことも。
とてもショックだった。


誰も彼も 発言に責任を問われていることも、
他人の気持ちを優先しなければならない世の中になっているということも
な〜んにもわかっていないんだ、って。
そしてそれが当たり前になっているのは東京だけなのか?と。

田舎から時代に取り残されていくのは仕方ないのかもしれない。
情報網が発達しきってしまっても、
やはり物理的な距離からは逃げられない。

その土地に染み付いた考え方、接してきた大人たちによって形成されていくのだ。

決してネットを通して全てがわかるものだと過信しない方がいい。




しかし彼ら年配者がここまで築き上げてきたものや過ごしてきた人生は
例外なく尊敬にあたるものである。

私よりも長く生きているという点で単純に素晴らしいと思う私のこの心が、
私は大好き。(えらい!:D)
たとえ1歳差でも年配者は尊敬にあたるものだと学んでからは
シンプルに人のことを受け入れ 認められるようになり、
今では普通に体に馴染みついている。
美容師という仕事 業界を経験して本当に良かった。
精神面で大変大人になった。



あのホテル全体が、
サービスの質やお客様に対し
とても誠実に向き合っていたと思う。

初めての旅館・仲居の経験ができるにはいい施設だった。
大変勉強になることばかりだった。



上司に恵まれた。
これは私の人生ラッキー運だから詰まるところ私の功績なんですけどね。
笑笑(イエーイ)


とても頼りになる、素晴らしい人だったな。
立場が立場だから、もちろん私に見せていない顔もたくさんあるのだろうが、
根が照れ屋で、そして仲居という仕事を愛している人だった。

愚痴は言いながらも(それが彼女なりのコミュニケーションの取り方であり、
仕事をスムーズするためのものであるようだったからそれはそれだ。)
なんだかんだいつもお客様のことをよくしてあげたいと考えていた人。
仲居さんの仕事のプライドを日々垣間見ることができた。
そして磨き上げられた効率の良さと、人を動かすことのできるリーダー性。
頭の回転がとてつもなく早く、日本語をこうも扱う人がいるのかと驚いてばかり。
全力で真似した。

なんだか、可愛らしい人だった。
私は彼女と吸うタバコの味がとても好きになった。

人の良し悪しなんて、受け取る人間によって180°違うもの。
でもたまたま彼女に付きっきりで師事できた私にしか
分かり得ない事がたくさんあったし、本当にラッキーだった。
とてもやりがいのある奉仕の仕事だった。
体さえガタがこなければ続けられるいい仕事かもしれない。

まあお陰様で膝を徹底的に痛めたし、足底筋膜炎にもなったのだけれど。
ファック。





南の方で暮らしてみたいという気持ちにまだ満足はしていないので、
まだまだ南下したい。
どこも車なしで暮らすのはかなり骨が折れるようだけどね。
人生で時間がある時にガッツリ住んでみたいな。
(あれ? 今か?)


沖縄か四国か、山陰の方かな。今気になっているのは島根・広島・岡山。

(人それぞれ惹かれる土地ってトリガーとして何が作用しているのか、最近疑問。
街中をドライブしていても、「あ、この街好き」とか
逆に「暗くてあまり好きじゃない」とか思うのって、
割りかしみんな同じだと思うの。
人間が好む建築や構造体も、科学で説明できるんじゃない?
人が美しいと感じるバランスがあるのと同じようにね。
そしてそれに従って街開発をすれば、人が自然に集まってくる
心地よい都市開発ができるんじゃないのかしら。
まあきっと、とっくにやってる事だけどさ。)

調べよ。知らないこと・気になったことはすぐに調べるよう。
昔と違って、各人の手の中に答えが許されているのだから。
全員に天才になる資格がある。

なんて時代だ。




次回、 Q.南の方には何がある?


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