義母の想い

昨年、92歳で天国に旅立った義母ですが。。。
ふと思ったことがあります

ステイしている場所は義母宅なんです
週末まで
諸々あって篭ってます

それで思ったことがいくつかあります

義母は家族のために専業主婦とずっとしていて
自分の母も最後まで看取り
兄弟も多かったからほぼ皆の面倒を最後まで見た感じです

姉兄弟妹合わせて義母自身も入れたら十人

いろんな立場を見守り
義母なりの想いを持ちながら晩年を過ごしていたと思います

そんな義母も一人になった時
一人の時間も7年ほどあったわけです

近所にいたけどまあ嫁姑ですから色々ないわけではないので
ほどほどの距離感でおりました

一人になってから私には本音は言うこともなかったのですよね
まあ実の娘にもなかったようですが。。
たまにね息子(夫ですけど)には何か話していたようですが
それでも愚痴ることもなく、笑顔を絶やさない人でした

一度だけ聞いたのは「老いるのは孤独に耐えられるかだわね」
とポロっと話した言葉は忘れておりません

このご近所でまたよく義母を知っている方から、
あなたのお義母様がね、窓から外をじーっと見つめてる時をよく見かけたけど
私は今になってそれがよくわかるの
一人になって(その奥様も旦那様を亡くされた後でした)わかったのよ
外をじーっと見つめる気持ちがね。。。

そう話してくれました
義母の様子を後で知ることになったんだけれど
義母はうちにいるのが好き、と思い込んでいたこと
散歩に出てもすぐに帰りたがったから外出は嫌なのかなと思ってしまっていたこと

思い込んでしまっていて義母の行動をサポートできんかったかなと
今になって思うことばかり
いつも「うちにいらっしゃい」と誘うことばかりで
どこかに行きたいという話は旅行になってしまうので
なかなか高齢になって腰もよくなく車椅子が必要だし電車は無理なことは十分わかっていたので
こちらもそういう義母にはなかなか配慮ができなかったなと

最後に四国にいきたいと言っていた時に
体調は万全よ、とずっと言っていたけど
心臓の状態がよくなくて訪問の主治医も進めませんでした
当たり前ですよね、お医者さんですものね

でもすでに92歳の母を連れて四国は羽田空港に行くだけでも旅行で
無理だろうなと連れて行くことはできませんでした

その後、コロナに罹患してしまったことから食事が摂れなくなって心臓の状態も悪くなって入院

ずっと自宅に居た義母を思うと
それまで暮らしていた場所を手放さなければならない事情で息子夫婦の近くに住むことになったわけなので
そこももう少し早めに出られたらよかったけれど事情があった

なかなか思うようにならない人生だけど
人の心って思い込んでしまってはいけないんだな〜と
改めて思ったけど

そういうことなどを
この数時間で思ったわけです

ダラダラ呟きました。。。。

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