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大学振り返り3・二人三脚の相棒たち!



今回は、私にとって家のように居心地のよい友達2人を紹介したい。 

出会い


彼女たちとは大学一年生の英語の授業が同じだったことをきっかけに話すようになった。この授業はある意味で私の大学生活そのものを作った授業。私は普通科のないいわゆる専門系の高校を卒業したので、英語の授業は特段に少なく、英語の単語の知識も他の人の20分の1にも満たないくらい。発音も良くなかった。なので、授業で一人ずつ音読をする時間が苦手で、回ってくるといつも「もう一度発音してみて」のネイティブの先生に叱られていた。その状況をクラスのみんなは笑っていた。結構それが精神的にしんどかった。なので、大学一年の後期は学校に行きたくないなぁと思う日もあったし、英語のこの講義は休んだ事もあった。

この講義の悔しさがきっかけで、英語を楽しみたいと思うようになり留学を決意した。そして留学をして、たくさんの学びをして帰国した。

そう、そんな「大学を嫌いになりかけたきっかけ&留学を決意した講義」で大切な2人に出会った。

思い出のたいやき


彼女たちとは学食でお昼を食べたり、芝生公園に行ったり、たいやきを食べたり、かき氷を食べたり、誕生日を祝い祝われたりした。私にとって大学生活のほとんどの時間を彼女たちと過ごしてきた。なので、家族のことや恋愛のこと、知ってほしいことや知らなくてもいいこともほとんど全部話している。そんな彼女たちとの思い出の中でも、今日はひとつだけ紹介する。

私を救ってくれた2人


留学から帰国後、家族以外の人と会う気力がなかった。いろいろ理由はあるのだけれど、1年間海外を周り、知らない人が多い街での「戦闘モード」が終わり、実家に帰ってくると安心感と喪失感の両方が襲ってきた。現地で出来た友達に別れをつけることも本当にしんどくて、何度も泣いて、バスケ友達に「Hey,this is not GOODBYE this is SEE YOU AGAINさようならじゃなくてまた会おうねだよ」と言われたらまたなんか思い出して泣いたりもした。そして帰国後毎晩のように涙を流した。なぜか分からなかったけれど。SNSにも帰国したよという投稿をあげる気にもなれず、友達と久しぶりの再会をしようとも思えなかった。でも唯一、会おうと思えたのが、この2人だった。化粧もせず、疲れ切った顔で会ってもきっとあったかくいろんな話をしてくれるだろうなと思った。2人とは別々に会って、いろんな話をした。久しぶりの再会で、ハグをした。このハグが私を救ってくれた気もした。彼女たちは就職活動をしていたから、その話を聞いたり、私の話もした。話をしながら泣きそうになっても、ずっと「うんうん」と頷きながら話終わるのを待っててくれた。私の帰りを待ってくれてる人なんて家族以外いないかもと思ってたけれど、いたんだ。この2人がずっと待っててくれてたんだなと思うと本当に嬉しかった。

明るいのが私ってわけじゃない。
(白塗りのところは名前が入ってます)


その時にある1人から言われたこの言葉が今も心に残っている。周りからは、明るくいつもポジティブなイメージを持たれるし、それを保とうとしてきた。けれど、彼女たちは私のどんな側面でも受け入れてくれ、バカにしてくれる。そういう少し抜けてる部分も、愛してもらえるように出していきたいなぁと思ったのが彼女たちとの再会で感じたこと。

そして、いま


今はそれぞれ違う場所に暮らしている。コロナがなければ、それぞれの場所を訪れ、楽しむ予定だった。それが叶わないけれど、電話をして近況報告をしている。私にとって彼女たちは、未来ではなくイマを共に走る二人三脚の相棒。誰かが倒れても2人が踏ん張って、立て直す。そんな感じ。

いつもありがとう。そして、これからもずっとずーっと青春しよう!3人で海外行ける日がきますように。我爱你だ!

新しい景色を訪ねたいと思っています。そして、そこで感じた、音や風、空気、人の温かさをnoteに。