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はや咲きも、あと咲きも
季節がハルに変わっていることを、
桜というハルの代名詞が伝えてくれる。
お世話になった方とのお別れは
何度経験しても、悲しく、切ない。
早咲きの桜のように、すぐに散ってしまう。
しかし、必ず心が躍る出逢いも待っている。
その出逢いのために、もしかするとお別れが
あるのかもしれない。
じっくり出番を待つ、あと咲きの桜のように。
一年中待ちわびた、桜の開花予報を
テレビで聞きながら。
こうして自
ひだまりの丘ガルテン
コミュニティガーデンを静岡で。
こんな夢を抱きながらオーストラリアから帰国。それから約10ヶ月。
1月20日 畑の状況を確認しながら、石を掘り出す。
トマトのような石も、じゃがいもみたいな石も、出てきた。看板も設置、“私たち”の場所を象徴してる。
この日から3日間、仲間と一緒にこの「お宝さがし」は続いた。
「大マグロです!!!」「でっかい」
そんな会話が続いた。そして、1月31日、畑の中に
多様性ってなんだろう。
肥料もおなじ。
あげている水の量もきっと同じ。
種をまいた日もおなじ。
収穫した日もおなじ。
でも、こんなにもちがう。
20日大根なので、赤と白があるのはわかっているけれど。
大きさも、形も、いろも、全部違う。
みんなで分け合ったので、全ての大根を食べたわけではないので、味が違うかわからない。
けれどきっと違うと思う。
成長が遅い、ことももちろんあるけど
時間が経てば大きくなる。
大きさは小
キンセンカ、花言葉は絶望。
コミュニティガーデンで、来る人の体温を
少し上げてくれる花、キンセンカ。
しかし、キンセンカの花言葉は見た目の華やかさとは違い、少しだけ悲しい。
絶望、寂しさ、別れの悲しみ、など。
なんだか、今の世の中を語るような花言葉だなぁ。
キンセンカは花柄を切ると、たくさん生えてくる。
そうやって、コミュニティガーデンに来た人が、みんな家に持って帰っている。
先日、コミュニティガーデンの近くを歩いて
交差点の先にあるもの。
たくさんの人が溢れ、誰かにとっての「自分」は
もしかしたら「どうでもいい」存在なのかもしれない。
けれど、もし、その人がどんな人なのか、どんな能力や個性を
持っているのかを知ることができたら、お互いにとっての
《特別》になるのかもしれない。
小さく小さく、人と人が出会う「交差点」を作りながら思うことは、
活動するフィールドや年齢、場所が違うからこそ出会わない人が
出会い、関係を紡ぎな