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初体験4

毎日の生活の中で、1日1個は初めての◯◯を増やそうと小さな一歩を積み重ねていく。
というお話し。

少し遅くなりますが、昨年の夏に

初キャンプ!

をしてきました!
初体験✨

ある日の夕方、家に帰ってきた息子が保育園で外でご飯を食べたり、テントを張って泊まるキャンプという面白いものがあるという情報を聞きつけてきた。その日からキャンプに行きたいと強く願望したことが事の発端。

キャンプ場に着くなり我が家はコテージでゆっくり・・・何やら他のキャンパーはキャンプ場に着くなり何かの準備に追われている。
「何をやっているんだろう。あんなに準備することあるのかな?」
私はこの時すでに舐めていた。キャンプを・・・。

そろそろいい時間!BBQを始めよう!息子も大喜び(笑)
ここで父ちゃんの良いところを見せてやろうっと思ったけれど・・・
「あれ?火ってどうやって着けるんだっけ?」準備するのは薪と炭。
薪を組んで炭を間に入れて準備万端?これであってる?
??????????←このマークが100個くらい頭の上にある状態。

「父ちゃんまだ?」っと腹を空かせた息子。
「待ってろ!今から火を着けるから!」っと私。
     〜30分が経過〜
「父ちゃんまだ?」っと腹を空かせた息子。
「待ってろ!今から火を着けるから!」っと私。
     〜1時間が経過〜

周りの家族はすでにBBQが始まっており良い匂いがこちらにも流れてくる。
焦る私。焦る私。焦る父ちゃん(私)。

そこで着火剤の存在に気付く。そういえば売店で売ってる!買ってこよう!
3本入りで1本の燃焼時間は約7分。これさえ使えばすぐに火が着くぞ!
着火剤の一本を投入してホッと一安心。しかし約7分後着火剤だけが燃え尽きて終了。「あれ?もう一本だ!」っと着火剤2本目の投入!またしても7分後着火剤だけが燃えて終了。ただただ着火剤が燃えて無くなっていくのを見てた親子・・・。

そこで周りのキャンパーを視察することにした。
すると大事な事に気付いた!

私は物が燃える原理にどうしても必要な「風」を送ってなかったのだ。
最後の着火剤に火をつけ、薪に引火したタイミングで思いっきり持っていたうちわで「風」を送ってみた。すると・・・勢いよく火が立ち上がりみるみるうちに周りの薪に燃え移り、その後炭にも火が移り、ちょうど良い感じに火の準備ができた。

こうして開始して約2時間後にようやく食事へと辿り着いたのである。
火を起こして生活していた時代もあったと勉強したが、その時の人々を本当に尊敬する瞬間だった。

これで得た教訓はやはり「百聞は一見にしかず」と「火を起こすときは風を送れ」の2つだった。

初体験は本当に大切。この歳になって色々な事が勉強になる。
ありがとう息子。ありがとうキャンプ。ありがとう風。

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