マッサージの始祖

「つぼ」の概念は誰が考えたのだろう。肩や腰、その他諸々の機能が物心ついたときからぎこちないゆえによく整体に行くのだけど、その度疑問に思ってきた。


足のここをどうにかしたら肩こりに効くだとか手の人差し指と親指の間をぐりぐりやったら万物に作用するだとか、いつどこで編み出されしものなのだろうか。

満身創痍の誰かが実験台になってからだを弄り回されて、ここを押したらここがよくなりましたーっていうのを繰り返して今に至るのかもしれない。でもひとりじゃエビデンスとして不十分だから何人か被検体をあてがう必要がある。そしたら全身ぼろぼろの人を何人も用意するのか、マッサージより医療が必要になってきそうだ。

話が逸れた。

こういう調べるには難しそうだけどひっかかることって山ほどあって、私はそういうものにその都度引っかかって過ごしている。だからよく服におぼえのないかぎ裂きがあるのかな。

かぎ裂きといえば、たまにすごくとげとげしたコンクリートの壁を構える建物があるけど、あのかぎ裂き製造機はどうにかならないものか。あれニット着てるときにもたれかかると地獄をみることになる。あの壁なくなんないかな。全部コンクリート打ちっぱなしの壁になってほしい。一生もたれられるしひんやりしててよい。人より出っ張ってる後頭部の骨が当たって痛いのが玉に瑕だけど、それは甘んじて受け入れることとする。