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ギムギムのマシンガン

ここしばらくボーッとしていて、ほとんどのことを「しなければいけない」だけで実行している気がする。

仕事や食事、親子関係に関しては今に始まったことではないけれど、友人関係や新しい出会いに対しても受動的でいることが多くなったかもしれない。

全てを義務に変える、ギムギムの実を食べた義務人間。ただでさえ生きる必要性がないのに、文鳥と親という首の皮がなくなったら本当にもう……

時間が残っているなら、それを捨てるのはもったいないなという気持ちもないわけではない。

だけど本当に無理してまで生きたくない。無理をしなきゃいけないなら生きていけない。

人を拒絶できないから、自分を断つしか方法がない。尻尾を切っても逃げられなかったトカゲは、大人しく身を捧げるしかないのだ。

残り時間を全て捨てることは、間接的にこの世の全てを拒絶することではあるのだけど。

命以外の全部を捨てて、どこか遠い国や、知らない町や、小さな島で暮らせたらいいのにな。振った相手にもらったラブレターさえ捨てられない私にはきっとそれも難しいんだろうけど。

心から愛する友人たちが幸せならオッケーです。

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